1959-03-06 第31回国会 衆議院 運輸委員会 第14号
○山下(正)政府委員 昨年の本委員会におきましていろいろ御説明申し上げましたように、この復元性の基準というものは、御承知のように定常風——十九メートルの風が船の真横から吹きまして、それからその船が、波としては考えられる一番悪い波、すなわち波の高さと波、長が十分の一の波に乗った場合に、さらに圧力にしまして五割増しの風が横なぐりに吹いても船の安全が保たれるという基準でこの復元性の基準を計算いたしております
○山下(正)政府委員 昨年の本委員会におきましていろいろ御説明申し上げましたように、この復元性の基準というものは、御承知のように定常風——十九メートルの風が船の真横から吹きまして、それからその船が、波としては考えられる一番悪い波、すなわち波の高さと波、長が十分の一の波に乗った場合に、さらに圧力にしまして五割増しの風が横なぐりに吹いても船の安全が保たれるという基準でこの復元性の基準を計算いたしております
ただ一般的に言われておりますのは、これも一つのデータでございますが、風が吹きまする時間によりまして、沿海の区域において波が出ます、その波の高さ、周期等がございますが、かりに十九メートル程度の定常風が二時間吹きました場合において、波長が二十二・五メートルでございます。波の高さが二メートル、周期が三・八秒。
此の様な状態に於て波浪による同調横揺及び定常風、突風が相乗的に作用すると思われる際は船首尾艙に清水又は海水を漲水する必要がある。昭和三十一年四月二十七日」 こういうふうに船の状況につきましては詳細に検討を加えまして、そして本船に注意を与えております。またこの復原性に関する書類等は船主が運輸省の許可を得たものを本船に持たして、船長が船の状態というものを知り得るようによくしてあるわけでございます。