1987-02-03 第108回国会 衆議院 本会議 第5号
六十二年度において、医学部において、国立大学においては大体三校、六十名の削減、歯学部におきましては二校、四十名の削減、これを予定しており、私立大学におきましても、医学部の入学定員厳守を申し合わせております。また、歯学部募集定員一〇%減を六十一年、六十二年度、申し合わせておるわけであります。
六十二年度において、医学部において、国立大学においては大体三校、六十名の削減、歯学部におきましては二校、四十名の削減、これを予定しており、私立大学におきましても、医学部の入学定員厳守を申し合わせております。また、歯学部募集定員一〇%減を六十一年、六十二年度、申し合わせておるわけであります。
御指摘のように、まだその改善の状況が十分でないのはきわめて残念でございますけれども、五十三年度の認可に当たってはこれらの大学についてはその点をさらに強く指導をし、また各大学からは入学定員厳守についての誓約書も徴取をするところまで私たちは念を入れております。
文部省はこの定員厳守を含むところの勧告通知を行なっておるわけですが、ところがその後、昨年ですよ、今度はまたそれ以上に上回る六五%の、六二じゃない、六五へ上回って水増しを行なっている。勧告が何になるんですか、これ。ただ出しておけばいいというものですか。勧告の通知を出すけれども、それは何も拘束力は持たない、一体法的な拘束力を持たない勧告通知というものは何にもならないということをここに立証しております。
しかし、それにいたしましても医学部については定員厳守というのは、何も文部省が形式的なことを申すまでもなく、医学教育者の間の常識として大体守られておるというのが実情でございます。
また、定員につきましては、事務職員のほうにつきましては、残念ながら、現在の一省一局削減、定員厳守というような状況のもとでは増員が認められるに至りませんでした。しかし、この点につきましても、できるだけ船員法の事務を簡素化して、その処理の能率化をはかることによって、既定の定員の活用をはかっていく所存でございます。