2016-10-11 第192回国会 参議院 予算委員会 第3号
○政府参考人(高橋憲一君) 先ほど大臣から御答弁いただきましたように、イージス艦につきましては、舞鶴、それから佐世保、横須賀港に定係港としてございます。 大湊基地につきましては、実は水深が約十メートルでございまして、イージス艦が入港するためには水深約十一メートルが必要だということでございまして、先述のとおり、大湊にはイージス艦は配備されていないということでございます。
○政府参考人(高橋憲一君) 先ほど大臣から御答弁いただきましたように、イージス艦につきましては、舞鶴、それから佐世保、横須賀港に定係港としてございます。 大湊基地につきましては、実は水深が約十メートルでございまして、イージス艦が入港するためには水深約十一メートルが必要だということでございまして、先述のとおり、大湊にはイージス艦は配備されていないということでございます。
しかしながら、抑止力ということを考えましたときに、日本において航空母艦を定係港とするということは極めて重要なことである、また、通常動力型から原子力型にかわることによって抑止力は相当に高まるという認識は持っておるのです。
横須賀が定係港でございます。
振り返ってみると、原子力船「むつ」という、この定係港をめぐっていろいろなやりとりがされてきた。今回この原船「むつ」が海洋観測船として、世界で有数の観測船として活用されるというのは大変喜ばしいことだと思っています。 ただ、この原船「むつ」をめぐっての経過でいえば、国が約束をした文書で結んだものがほごにされたという経過を持っているわけです。
またさらには、定係港として原子力船「むつ」が常にそこに係留されているということも勘案いたしまして、地元の自治体におきまして原子力防災計画が策定されたものであるというふうに私どもは考えておるわけでございます。
出力とかそういう面では当然違うでありましょうし、これは私どもの推測でございますが、単に寄港するだけであれば、普通は原子炉は出力は非常に抑えているというふうにもこれは常識として考えられるわけでございますが、「むつ」の場合はそういった定係港というようなところで、母港として常にそこにいるというその辺の運用の仕方、その辺の違いもそれはあろうかというふうに考える次第でございます。
米国の原子力潜水艦は日本に寄港するだけでございますが、「むつ」の場合は定係港に常に係留されており、かつ陸上施設というものがそこにあるわけでございます。その陸上施設におきましては核燃料を取り扱い、さらに貯蔵され、廃棄物の処理 も行われている、そういう違いがございますので、その点を勘案されて地方自治体で防災計画をおつくりになっているというふうに理解をしているわけでございます。
横須賀の在日米海軍司令部の発表したところによりますと、このトマホークを搭載した米艦、巡洋艦のバンカーヒル及び駆逐艦ファイフの二隻がことしの秋横須賀に入港し、横須賀を定係港、事実上の母港として任務につく、そういうふうに発表されております。このことは日本国民の安全に極めて大きな意味をもたらす、そういうふうに考えます。
そのためのステップとしてまず一つは、大湊港に今定係中でございますけれども、それを移すべく関根浜に新しい新定係港をつくる。そこにまた必要な附帯施設をつくる。それで関根浜に移してから出力上昇試験を行う等々の諸試験を行いまして最終的に六十五年度の実験航海を行う、こういう昭和六十年度の計画がございます。
具体的には、先ほど局長から申し上げましたように、昭和六十二年度末までには原子力船「むつ」を大湊定係港から関根浜新定係港に回航いたしまして、昭和六十四年度に出力上昇試験及び海上試験、海上試運転を実施いたしまして、昭和六十五年度からおおむね一年を目途とする実験航海を行うというスケジュールに沿って研究を進めてまいりたいと思っています。
特に、後ほど申し上げますが、新しい定係港も間もなく完成するわけであります。ですから私の判断では、今ここで差し迫ったものがあるはずじゃないだろうか、したがって、それがあれば初めてこれらの変更もあり得ると私は思いますが、今、一般的なそのような御返事では私どもは納得できません。
○木間委員 重要な問題でありますから、まず新しい定係港を準備して今建設に入っておりますが、関根浜港の完成はいつなんですか。
あるいは「定係港」というのは、これは母港のことじゃないかと思うんですが、先ほどの科学技術庁の局長の答えでも母港という言葉を使われたように私は思うんですけれども、なぜこういった普通の人が聞いてもわからないような言葉を使われる必要があるのか、何かその意味が違うんであるならば後学のためにお教え願いたい。
今「知見」とそれから「定係港」のお話ございましたが、「知見」という言葉につきましては、いわゆる知識、経験、それからいわゆる俗にノーハウと言っているようなことをいわば包括したような言葉というようなことで、いろいろな場面で使わしていただいておるものですから、そういうことで、一般的ではないということでございますが、私ども一般的に使っていたものですから、今後先生の御指摘なども受けて十分また言葉遣い等については
警察、科学技術庁、沖縄開発庁関係では、代用監獄の運用と捜査のあり方、交通事故に対する救命体制のあり方、放射性廃棄物の貯蔵及び海洋投棄の問題、原子力船「むつ」の定係港の縮小計画と安全性、科学万博終了後の展示物の利用方法、沖縄における空港整備等の離島対策について、 総理府本府及び総務庁関係では、行政改革と地方事務官のあり方を初め、金鵄勲章受勲者等旧勲章叙勲者の名誉回復、戦後処理懇の報告の当否、シベリア
次に、原子力船「むつ」の問題につきまして、特に今回、定係港の港湾建設費が今まで三百四十億であったものが二百四十五億に削減をしております。従来より若干の負担減、経費の減にはなっております。しかし同時に、その結果として果たして安全性が保たれるのかという心配があるわけでして、この点について少し説明をしながら質問をいたしたいのです。
いろんなものがございまして、例えば船、これは出て行ってまた港に帰ってくるわけでございますから、これは主たる定係場。あるいは飛行機でございますと主たる定置場なり、あるいはそれぞれの寄港をしていくところの空港のある市町村というぐあいに、それぞれ固定資産税の課税関係というものを明確に定めるだけの課税団体を特定できるというわけでございます。
一方、立地をされる、あるいは「むつ」というようなものの定係港という場合には、地元の理解と協力というものがこれまた基本的に大事であることは熊谷先生御指摘のとおりでございます。 ただいま熊谷先生からは、原子力船「むつ」による試験研究を続けるべきだという大変御理解のあるお話をちょうだいをいたしまして、科技庁といたしましても心から御見解に対して感謝を申し上げたいと思います。
したがって、このままの状態で新定係港が完成し、この定係港を基点として、出力上昇試験でありますとか、あるいはこれに続く運転が進められました場合、本質的に安全上何らの支障のないささいなミスがまたまた大騒ぎになり、大騒ぎを起こし、最初に申し上げたように新定係港が大湊港の二の舞を演ずるおそれが生じないとは言えないと思うわけであります。
報告の概要でございますが、両年度とも趣旨はほぼ同趣旨でございまして、三十八事業年度から原子力船「むつ」の開発に伴いまして、五十事業年度時点では百七十四億余円、五十七事業年度時点で四百四十九億余円の経費を支出していながら、放射線漏れによりまして遮へい改修工事等が必要となったこと、それから定係港の変更を余儀なくされたことから、いまだに開発の成果を確認するに至っていない状況であります。
まず初めに、関根浜港は港湾管理者はだれか、それから定係港という言葉と母港という言葉は概念としては一緒なのか違うのか、それから核燃料の交換、炉の修理など附帯陸上施設が完備していることが母港としての必要条件なのかどうか。多少運輸省として答えにくい点があれば、その点は科学技術庁からお答えいただいて結構です。
○中村(守)政府委員 定係港と母港との言葉遣いかどうか、こういうお話でございますが、その両者の間に隔たりがあるわけじゃございませんで、原子力船を主として停泊させているところを定係港、寄港地だとか寄港するために寄った港という意味ではなくて、その船が主として停泊しているところということでございまして、いろいろな燃料の取りかえとか、そういうようなことを行うところがいわば母港でもあり定係港であるということでございます
入ってくる金が来なくなるんじゃないかな、約束した仕事がパアになるんじゃないかな、こういう心配があってのことではなかったのかなと私は思うのですが、それよりも何よりも、大事な原子力船の定係港の事業がなくなる、定係港の事業がなくなるということは大変な損失なんだ、こうお思いになって、これは何といってもつかんでおかなければならないものなんだ、こう考えておったのでございましょうか、その点を伺っておきたいと思います
○山内参考人 おっしゃるとおり、大湊港に仮泊を認めます、しかしそれを担保する条件として、外洋に定係港をつくるとかそういう約束がなされたものと思っております。
○小宮山委員 今大湊から、定係されて六十一年九月でございますか関根へ移るということになりますと、そこで、もし回航された後、「むつ」の活動というものがどの辺まで規制されるか、また自由な行動が可能なのかということについて、廃船は別としまして、もし定係された場合「むつ」の取り扱いについてはどうお考えになりますか、その点をお伺いします。
その後、この改修が進むに従いまして、当然のことながらこの佐世保港から次の新しい定係港に移らなければならないということで、新しい定係港探しをいろいろしたわけでございますが、その際に、やはり大湊を再利用するのがよろしいのではないかということで、当時中川科学技術庁長官がみずからいろいろ地元側と接触をされたわけでございます。
それでもなおかつ将来に向け、二十一世紀に向け実用化への道を進まなければならないとするならば、この定係港など地元の人々だけに理解を求めるのではなく、広く国民全体に理解と協力を得るような方策が必要ではないかと考えます。本当にこの原子力船が日本にとって将来必要なものであるならば、日本のどこの港でも歓迎されなければならないと思うんですが、いかがですか。
○政府委員(中村守孝君) まず、関根浜港の他用途利用でございますが、原子力船の「むつ」の取り扱いいかんによってその関根浜の港がいつごろからそのほかの用途に使えるかという問題も出てくるわけでございまして、現在は関根浜をいわば「むつ」の定係港と、いわゆる係留する港として考えておるわけでございまして、まあ廃船というような事態になりましても、まだそのことを行うについてはかなりな年数もかかるわけでもございますし
そのときには、まず関根浜にお約束によって着工するということ、それから関根浜に港ができて「むつ」が移されて、後どのようにして研究開発、実験を行うか、そして廃炉まで、廃船までやると、こういう基本的な方向について関根浜を定係港としてやってまいりたいということを申し上げまして、そういう基本路線について御了解を地元の方にもちょうだいをいたしました。
港の建設費につきましては、そういう意味で約六百億円、それから廃船費も含めましたいわば研究開発費が約二百四十億、その他船の乗組員あるいは本部の従業員等、さらには定係港の管理その他の関係での経費等が二百億円、それで約千億というような見積もりをしておるわけでございます。
しかしその内容は、私としても果たして科学的な検討がどれだけなされたか多々問題を感ずるわけでありますが、私はこの会期延長前の当委員会で、この関根浜港が気象、海象の面から見て「むつ」の定係港として不適当であると、例えば「むつ」の初代船長、八一年当時事業団の理事であった折原洋氏が発言をしている、こういう問題を取り上げました。
にもかかわらず、政府と科学技術庁は、日本原子力船研究開発事業団法が期限切れになる来年三月末日以降も、原船事業団を日本原子力研究所に統合することによって、内容をそのまま存続させ、しゃにむに関根浜に新しい定係港をつくり、出力上昇試験、試運転を強行する道を温存するために、日本原子力研究所法の一部を改正する法律案を作成し、上程しております。
政府は、日本原子力船研究開発事業団法が期限切れになる来年の三月三十一日以降も、同事業団を日本原子力研究所に統合することにより今までの業務内容をそのまま存続させ、しゃにむに関根浜に新しい定係港をつくり、出力上昇試験や試運転を強行する道を残すために無理から無理を重ねているが、どうして原子力船にこんなにもこだわる必要があるのか、政府の言うことを額面どおりにはどうしても受け取れないのであります。