1949-04-07 第5回国会 衆議院 建設委員会 第5号
次にもう一つ行政機構の改革をやるということは、歴代の内閣の多年の懸案であつたのでありますが、これができないということは、ただいま申されましたように、各省にこの建設部門が分属しておるということに起因するのでありまして、特にその中で戰前よりもひどい状態になつておりますのは何かと申し上げますと、官廳営繕工事であります。
次にもう一つ行政機構の改革をやるということは、歴代の内閣の多年の懸案であつたのでありますが、これができないということは、ただいま申されましたように、各省にこの建設部門が分属しておるということに起因するのでありまして、特にその中で戰前よりもひどい状態になつておりますのは何かと申し上げますと、官廳営繕工事であります。
それがために各工事は同じ二十二年度の官廳営繕工事でありながら、その豫算に非常に開きがある。こういうようなことが現に起きておるのでありまするが、この法律で定むるものというのは、かつて営繕管財當時のように、非常に厳密な意味に解してよろしゆうございますか。それとも政府のお考えは、現在のままで行かれるのでありましようか。重要なる事項でありますから、政府の御見解を聴きたいと思います。