1948-12-10 第4回国会 参議院 農林委員会 第1号
○委員長(楠見義男君) 一つ私からお伺いしますが、この間食糧公團からいろいろ実情を聽取いたしましたが業務運営の上において非常に窮窟で、機動的な動きをやつて行く上において困難を感じておる点を二、三この委員会で開陳があつたのでありますが、その一つの問題は、これはひとり食糧公團に限らず、すべての公團に関連した問題ですが、予算制度になつておるために、而もその予算も、官廳予算と殆んど変つていないような予算制度
○委員長(楠見義男君) 一つ私からお伺いしますが、この間食糧公團からいろいろ実情を聽取いたしましたが業務運営の上において非常に窮窟で、機動的な動きをやつて行く上において困難を感じておる点を二、三この委員会で開陳があつたのでありますが、その一つの問題は、これはひとり食糧公團に限らず、すべての公團に関連した問題ですが、予算制度になつておるために、而もその予算も、官廳予算と殆んど変つていないような予算制度
予算につきましてもいわゆる官廳予算あるいは官廳会計と違わないものになる。それでこれはあくまでもつと企業会計的なものに持つて行かなければならぬ。こういう点につきましてはわれわれの方においても、会計制度の委員会を設けまして檢討いたして來ておつたのでございますが、そういうような点につきまして、われわれの意図がこの案の中に十分盛り込まれておらないということを申し上げた次第であります。
かような点から考えて行きますると、私共文部予算に限らず、官廳予算というものは、大体そういうごまかしの基礎の上に立つておるのかというような誤解を生ずるのであります。