1958-03-05 第28回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号
従って、このような場合におきまして、税務署といたしましては、納税者相互の間の課税の均衡を保ち、それからまた、税務署間における税務官吏個々の能力の差異等によるところの恣意的な調査をできるだけ避けるために、一つの目安を作りまして、そのものさしを一つのものさしとして、財産の増減とか、生計費、支出の状況等とか、それで所得を推計することといたしたのであります。
従って、このような場合におきまして、税務署といたしましては、納税者相互の間の課税の均衡を保ち、それからまた、税務署間における税務官吏個々の能力の差異等によるところの恣意的な調査をできるだけ避けるために、一つの目安を作りまして、そのものさしを一つのものさしとして、財産の増減とか、生計費、支出の状況等とか、それで所得を推計することといたしたのであります。
こうすれば私は今までのように官吏だけが勝手に處分したり、勝手にある物をないと言つたり、ない物をあると言つたりすることはできぬと思いますから、われわれもやはり官僚という機構そのものは多分に、徳田君の言う通りいかぬと思いますが、官吏個々の間においてはやはり良識をもつておる人もあれば、良心的な人もある。