1948-11-24 第3回国会 衆議院 本会議 第19号
私は、積雪と寒氣にふるえているところの官公廳員諸君の生命を守るために、政府はこれらの手当をすみやかに支給されることを要望するものであります。今会期中に本予算が通過して、來月早々現実に支給することができないとするならば、多数の凍死者、病人等が続出することも予想せられまして、事態はまことに重大を予想せられるのであります。
私は、積雪と寒氣にふるえているところの官公廳員諸君の生命を守るために、政府はこれらの手当をすみやかに支給されることを要望するものであります。今会期中に本予算が通過して、來月早々現実に支給することができないとするならば、多数の凍死者、病人等が続出することも予想せられまして、事態はまことに重大を予想せられるのであります。
先ごろこの壇上でお答えをいたしたごとく、片山内閣以來行政整理の断行を計画いたしまして、行政調査部の案によつて、その当時ほぼ全官公廳員たの二割五分の減員を目標として討議しのであります。
民間企業をして、剩員淘汰を強行せしめる以上は、さきにも申しましたように、まず最小限度の受入態勢、つまり失業對策を樹立する必要があると思うのでありますが、その上に政府みずから官公廳員の勞組などと話をつけて、剩員淘汰を行い、民間企業のために範をたれる必要がある。かように考えるのであります。