1948-07-01 第2回国会 衆議院 本会議 第75号 今にしてこの悪風を芟除一掃いたしませんと、官僚の独善行政が横行し、主権は國民になく、一部官僚の掌握するところとなり、憲法は破壊され、軍閥に代る官僚専制政治が現われるのではないかと、まことに寒心にたえません。國権の最高機関でありまする國会といたしましては、かように風潮にたいしましては、それがどんなに軽微な事柄であつても、少しの妥協も許してはなりません。 重富卓