2003-02-24 第156回国会 衆議院 予算委員会 第17号
総理も、抵抗勢力や官僚勢力に対抗して、総理お一人じゃ、とてもじゃないですけれども、二十四時間眠らなくたってまだ時間が足りないぐらいのお立場ですから、これはなかなか、総理が言ったことが大臣に伝わり、それから官僚に伝わって、そして今度は吸い上げて、また案になってくる、もう大変な時間がかかるんですよ。
総理も、抵抗勢力や官僚勢力に対抗して、総理お一人じゃ、とてもじゃないですけれども、二十四時間眠らなくたってまだ時間が足りないぐらいのお立場ですから、これはなかなか、総理が言ったことが大臣に伝わり、それから官僚に伝わって、そして今度は吸い上げて、また案になってくる、もう大変な時間がかかるんですよ。
したがって、こうした面もやはり行政改革と言う以上は手を入れるくらいの覚悟がないと、官僚勢力に押されて、あそこを押したかと思うとここが飛び出し、押したかと思っておると、いつのほどにかまたそこが飛び出してくるというようなことで、進まないという結果になるおそれがありますので、こういう点について特に発言をいたしまして、今後に対する対処をお願いしておきたいと思います。
官僚勢力は非常に強いものがある。だから、よほどの決意を持って当たらなければならぬということを予算委員会で述べたつもりでございまして、これが消極的な姿勢であると受け取られたとすれば、これは非常に残念なことだと思っております。財政再建の前提といたしまして、行政改革には精いっぱいの努力を傾けなければならぬと考えておることを御理解いただきたいと思います。 それから第二に、補助金の整理でございます。
これをチェックすべき政権政党が、強大化した官僚勢力と癒着をいたしまして、支配されるに至ったことが今日的状況を許す一因でもあると思うのであります。私は、福田総理を初め、有能な人たちが官界から政界に入って国家のために活躍されていることは結構なことだと思います。しかし、官僚機構と癒着をして、政党の任務がゆがめられ、官僚の行き過ぎを許すことの弊害を指摘をいたしたいのであります。
しかるに、いまや、議会内においても、総理大臣佐藤榮作君をはじめとして、官僚勢力はしんしんとして議会内に浸透し、官僚勢力は、いまや政治の中枢を侵している現状であります。総定員法案でいう行政改革は、帰するところ、行政府の勢力を、国権の最高機関の制約から少しでも切り離したところで確立することにほかなりません。
しかしこの問題を一歩ゆるめますと、いろいろな学術団体の名をかりた圧力団体が今日存在をしておることは事実でありますし、それをうまく使おうという官僚勢力のあることも事実であります。したがって、この解釈内容については、はっきりした統一を逓信委員会のほうでしておかれるように要望申し上げまして、私の質問を終わります。
また、特権的官僚勢力が国民に秘密のうちに事を進める官僚独善外交も、これももはや現代の外交のあり方として絶対に許されるものではないのであります。(拍手)すなわち、現代の外交は、国民を背景とした外交でなければならないのであります。すなわち、国民が進める国民外交と、政府が進める政府外交と、この二つが車の両輪とされるものであります。
次に、先ほどの社会党側の委員の質問に対して、この制度が官僚勢力を押えることになる。具体的に言えば、厚生官僚を押えることになる。
この特権を守るために、岸信介という人物は、常に官僚勢力を背景にして軍部に迎合し、国民を戦争にかり出し、勤労国民の生活を破壊して、ついにこの日本を滅ぼしてしまったではないか。(拍手)岸首相は、このおのれの重大なる責任をとることを知らぬとは、何たる無責任な恥知らずであるか。(拍手)岸首相のやり方は、一将功成って万卒枯るるの権道政治以外の何ものでもないのである。
またそれを合理化されたのでは官僚勢力の温存にならないのです。はなはだ失礼でございますが、たとえば農林大臣なら農林大臣、文部大臣なら文部大臣が、二年や三年大臣の職についておられても、なかなか官庁機構のすみずみまで理解することができないのが現在の日本の官庁機構なのでございます。
少くとも政党政治本来の姿に行政機構を持っていこうとすれば、これに対して官僚勢力の温存をはかる人たちが一斉に反撃を加えて、この抵抗が強いから、幾ら声を大にして行政機構改革を唱えても、これがしまいには竜頭蛇尾に終るのだ、こういう疑問はお持ちになりませんですか、私どもはそういうふうに考えておる。
そこで今回御就任になった馬場建設大臣でありますが、実はこの前、私の方のここに見える前田委員からの中央道の質問に対しましても、建設省といたしましてもその他の役所でも官僚勢力がなかなか強くて、大臣が思うような意思の発表や仕事のできないというのが慣例でございましたが、なかなかすっぱりしたお考えを表明していただいて、非常に私道路行政に対して馬場建設大臣に期待するところが大きいのであります。
我が国において著しい行政、人事のすべてに亘る官僚勢力の横暴を是正する役割は、人事院が独立機構でなければ完全には果せないことは明らかであります。 そこで私は緒方副総理及び人事院総裁に伺いたいのであります。
(拍手)従つて、この官庁機構の核心に手をつけ、根本から改革しない限り、官僚勢力はびくともするものではない。 私は、ここに、その一例として、自由党の諸君のみならず、共産党をも含めて、各政党の諸君が身にしみて体験せられた事例を顧みてみたいと思う。
特に、官僚勢力を溺愛する吉田氏の性格的偏執は、占領軍に結びつく一大官僚勢力をつくり上げ、現在まことにはかり知られぬ被害を国民に及ぼしているのであります。(拍手)占領下にあつた吉田首相は、世間に伝えられているところに反して、最も占領軍の勢力を利用した人でありましよう。それだけに、日本の代表的人物のだれよりも吉田氏はイエス・マンであつたと言うことができると思うのであります。
行政委員会の整理やそれから外局を内局に入れたという点は、確かにこれは責任体制の確立ということになるので、主としてこの点をさしておるのだろうと思うのでありますが、わが国の独立後の行政機構というもののあり方を考える場合に、私は従来の公述人のお話になかつた点で、これは一番重視しなければならぬと考えておるのでありますが、これから日本の政党の勢力というものと官僚勢力と申しますか、これはまあ官僚勢力と申しますと
しかるに、この法案によりまして、そのような上役官吏に厚い恩惠を與えて、ますます官僚勢力を強めるというところに、この法案のねらいどころがあるのです。それのみではありません。
以上要するに、この法律案の性格というものを一言で申しますならば、極めて上級官吏に対しましては都合がよろしく、下級官吏に対しましては都合の悪い、別な表現を以てするならば、地方公務員法案は上級官僚勢力温存法案であり、下級官僚弾圧法案であると断ぜざるを得ないと思うのであります。
地方公務員制度を確立するのか、並行して比較検討しなければ我々は論議ができないということを主張したのでありますが、先ほどの吉川委員に対する答弁の中で、鈴木政府委員は、国家公務員法においてもそうなつておるがために、一般職、特別職の枠を拡大するということは如何かと思われる、その言葉の中にこれは私邪推しておるかも知れませんが、国家公務員の官僚制度温存以上に、国家公務員に繋がり、国家公務員の持つこの形体同様に、地方の官僚勢力
それは慶応、早稻田の歴史をここで持出すまでもなく、一方において官立大学が官僚の牙城として官僚勢力の根源地となつて来たのに対しまして、私立大学はその成立の初めから、官僚政治と闘うといつたような形において発達して来たわけでありまして、民主々義というものが少くとも官僚政治を打破して行くという一つの大きな課題を担つていると考えます以上、日本の民主化におきまして、私立大学の果した役割は非常に大きかつたのでありまして