1995-11-07 第134回国会 衆議院 宗教法人に関する特別委員会 第5号
○村山内閣総理大臣 今委員から、戦前戦中の治安維持法あるいは宗教団体法等の問題についてお触れがございました。私も全く同じように受けとめて理解をいたしております。
○村山内閣総理大臣 今委員から、戦前戦中の治安維持法あるいは宗教団体法等の問題についてお触れがございました。私も全く同じように受けとめて理解をいたしております。
当時の治安維持法、不敬罪、宗教団体法等によって宗教、思想統制をして軍部と国家神道が結びついて、国を挙げて戦争に突入していったという歴史的な事実を忘れるわけにはいかないと思います。再びこのような過ちを繰り返さないということにおいても、信教の自由、そして思想、表現、結社の自由等基本的な人権を守り抜くことが必要であろうと思います。
このうち、文部省が主として処理すべきものは十件でありますが、宗教法人令はさきに宗教法人法の附則で廃止され、又宗教団体法等の廃止に関する件は廃止することだけを規定したものでありますから問題はないと考えますので、残るのは八件ということになります。この法律案では、これら八件のうち存続すべきもの二件と廃止するもの五件を規定しておりまして残りの一件は別途措置いたすことにしております。
このうち文部省が主として処理すべきものは十件でありますが、宗教法人令は、さきに宗教法人法の附則で廃止され、また宗教団体法等の廃止に関する件は、廃止することだけを規定したものでありますから、問題はないと考えますので、残るのは八件ということになります。この法律案では、これら八件のうち存続すべきもの二件と廃止するもの五件を規定しておりまして、残りの一件は別途措置いたすことにしております。