1975-02-25 第75回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
それからまた、未完成校、学年進行が終わらないうちは補助金を出さないことにいたしておりますが、昭和四十九年度から歯学部、医学部に限って三年期から、つまり進学課程が終わった次の段階から補助金を出すことにいたしております。
それからまた、未完成校、学年進行が終わらないうちは補助金を出さないことにいたしておりますが、昭和四十九年度から歯学部、医学部に限って三年期から、つまり進学課程が終わった次の段階から補助金を出すことにいたしております。
そうしますと、先ほど一般校、完成校については百四十校ぐらいは毎年やっていると御答弁がありましたけれども、調査に行っているというような。こういう現実なんかもはっきり追及され、追跡されて承知されておりますか、どうなんですか。
四十九年度予算で申しますと、大学、短大、高専等を平均をいたしますと、定員当たりの経常費の補助が、見込みでございますが、七万七千円ということでございますが、医学部の場合は完成校につきまして八十一万五千円、歯学部の場合は四十三万円の経常費補助を交付する予定にいたしております。
完成校におきます学生の定員一人に対します補助額は七十万八千円ということでございます。これは全私立大学の学生に対する補助額が六万一千円でございますから、医学部のこの補助額は平均の十二倍ということでございます。 しかし、医学生の教育には年間二百万をこえる経費が必要だというふうに推定されるわけでございます。そうした額に比べますと、国の補助はなお少ない、こう言わざるを得ないわけでございます。
○政府委員(岩間英太郎君) 先ほど申し上げましたように、未完成校は補助の対象から除外するということになりますと、たとえば医学部でございますと六年補助を受けられない、それから高専でございますと五年受けられない。それから大学でございますと四年は受けられない。
○政府委員(岩間英太郎君) これは予算要求の際に、すでに未完成校は補助の対象にしないということを私のほうで打ち出したわけでございますが、大学の設置の認可を受けます場合に、一応私どものほうでは完成年度までは少なくとも十分な資金を持ってやっていけるというような計画を求めまして、確かにそういうことであるということで設置の認可をいたしております。