2017-06-09 第193回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号
さらに、本年四月十七日には宋日昊大使が、ストックホルム合意は既になく、拉致問題は誰も関心がないと、非常に何というか不誠実な発言をしてまいりました。 その一方で、北朝鮮は、日本人埋葬地をメディアに公開したり、あるいは在日朝鮮人とともに北朝鮮に渡った日本人妻の団体、咸興にじの会を設立するなど、明らかに対話の糸口を探っているというふうにも見えるわけであります。
さらに、本年四月十七日には宋日昊大使が、ストックホルム合意は既になく、拉致問題は誰も関心がないと、非常に何というか不誠実な発言をしてまいりました。 その一方で、北朝鮮は、日本人埋葬地をメディアに公開したり、あるいは在日朝鮮人とともに北朝鮮に渡った日本人妻の団体、咸興にじの会を設立するなど、明らかに対話の糸口を探っているというふうにも見えるわけであります。
日本の技術では、その骨が誰の骨かだけではなくていつ死んだのかということも一定程度分かりますが、ある温度で焼くと、その骨が誰の骨かはDNAが検出されて分かるが、炭素は出てこなくて死亡の時期が分からないという温度帯があるということを認識して実験を繰り返しているという情報もありまして、私は宋日昊大使と実はどなり合いをしたこともある仲でありますが、彼はずっとこの二十年間この問題をやっていますので、そういう点
御案内のとおり、この残留日本人問題というのは実はストックホルム合意の内容でもありますので、果たして宋日昊大使がどういうつもりでこのストックホルム合意について位置付けをしたのかというのがいま一つ曖昧なところはあろうかと思いますが、少なくとも昨今の北朝鮮に対する非常に強い国際的な圧力の中で、日朝交渉を何らかのきっかけにしたいという北朝鮮側の思いがあるということは恐らく間違いないでしょうし、それに対して日本
それから、この今回の宋日昊大使の発言に対して、事前に、このようなことを言うと何かしら情報なりはあったのでしょうか、それとも今回のこの記者会見は寝耳に水だったのかどうなのか、そこはいかがでしょう。
このストックホルム合意で約束をされた特別調査委員会による再調査、もうこの委員会は解体されたということなんですが、これはあくまで記者会見で言った宋日昊大使の真意といいますか、これはブラフなのか、それとも、今北朝鮮をめぐる情勢が緊迫の度合いを増している、あるいは脅威が大きくなっている中で、アメリカを初めとする国際社会の強力な圧力、その中で我が国に対して何らかの揺さぶりをかけてきたメッセージなのか、どういうふうにこの
○岸田国務大臣 寝耳に水だったのかというのは、今回の宋日昊大使の発言についての御質問だったんでしょうか。(渡辺(周)委員「はい、そうです」と呼ぶ)そうであるとしたならば、こうした発言を行うということについて、事前に何か通報があったということはありません。
ですから、私が、その宋日昊大使が何を言ったかという特徴をお伝えをしますと、日本側が悪いんだといういつもの言い分なんですけれども、日朝のストックホルム合意について、特別調査委員会はもう解体をしたと、表現によれば、もう棺おけに入ったということ、さらには、報告書、つまり拉致問題も含めた報告書についてはもう既に完成をしているけれども一方的に報告することはない、そう発言をしていると私は承知しておりますが、アジア
ですから、局長級会談では宋日昊大使と外務省が主導になり、非公式会談ではまた別のセクションが協議するということで、北朝鮮の内部のシステムそのものも何か一元化されていないのではないのかという印象を私は持っております。その辺がよりこの交渉を難しくしているのではないのかなという、そういう感じを受けております。
○政府参考人(伊原純一君) 夏の終わりから秋の初めにかけて第一回目の通報をするという共通の認識はございましたけれども、これについては、その九月の時点において、まだ調査が初期的な段階にあるという説明が大使館ルートでございましたので、その内容を確認するために九月下旬に宋日昊大使との間で協議を持ったということでございます。
○国務大臣(山谷えり子君) 今回は、特別調査委員会の責任者たちで平壌に来て聞いてほしいという宋日昊大使からの発言でございまして、先ほども申しましたが、拉致問題は最重要課題として考えていると、解決が最優先であるということを伝えるために平壌に派遣をいたしました。
残念ながら宋日昊大使自体がこの委員会の責任者でもないわけでありますし、最高首脳に果たしてその場で私たちが主張したことが届くかどうかも明らかでなかったと言っているんですね。 そういう人とこれからも会うんですか。ここら辺、どうなんですか。
前回の宋日昊との会談におきましては、残念ながら宋日昊大使自体がこの委員会の責任者でもないわけでありますし、最高首脳に果たしてその場で私たちが主張したことが届くかどうかも明らかでなかったのは事実でございます。
というのも、相手は宋日昊大使、この方はずっと担当しているでしょう。中身は言えませんけれども、さっき、三つのものを出してくれと言ったときの相手もこの方ですよ。同じ人が交渉して、また別のことをやるという担保がどこにありますか。私は、そういったところについても外交ルートを通して当然抗議なり、あるいはただしているんだというふうに思いました。
先般のストックホルムにおきます日朝政府間協議の場においては、宋日昊大使の方から、この朝鮮総連本部不動産の競売の問題に対しては、北朝鮮側としての懸念の表明はございました。ただ、それに対して私どもの方からは、これは今、裁判所により進められている手続なんだということを説明して、この競売の問題は政府として介入することはできない、この点については明確に北朝鮮側に説明をしてきているところでございます。
例えば、宋日昊大使は早速日本に対して牽制を掛けているわけですね。朝鮮総連の建物の話や、あるいは、包括的な範囲で合意がなされたのであるから、できる問題から行動に移し、関係改善の雰囲気をより高めなければならない。
○藤田幸久君 その宋日昊大使の下で事務的に、実務的にどんな方がやっているかということは全然、全くノーアイデアでやっていたんでしょうか。それとも、ある程度こういう方々がということを知りながら交渉していたのか。
○藤田幸久君 菅官房長官が宋日昊大使の来日の可能性について、必要であれば政府としては当然対応すると述べておられますが、これは実効性を高める上で非常に効果があると思いますが、いかがでしょうか。
○藤田幸久君 その宋日昊大使ですが、日朝協議以降、いわゆる朝鮮総連問題は合意に含まれていると何回かおっしゃって、解決できなければ朝日関係を発展させる必要がないとおっしゃっておられますが、こういう合意が実際にあったんでしょうか。もしなかったとするならば、これは、そういうことを宋日昊大使がおっしゃっているということに対して是正を求めるべきだろうと思いますが、いかがでしょうか。
といいますのは、これは、メモ書きといいましょうか、合意の文書という割には、伊原局長の名前も署名もない、そして、宋日昊大使の署名もないわけでございます。そして、文章としても非常に読みにくい文章なんですけれども、これはどういう位置づけになるか、まず冒頭、確認をしたいと思います。
日朝政府間協議で、朝鮮総連会館の競売、落札問題に関して朝鮮側から、宋日昊大使からもこれが日朝間の関係前進のためには重要だとおっしゃっているんですけれども、我が方に対してどういう具体的な要請があったのか、そして、答えを一問だけですから伺うならば、この問題と拉致問題の解決に向けた前進とは、日本政府としてはくっつけて、結び付けて考えることはできないべきだと私は思うんですけれども、その点について認識をお伺いしたいと
○アントニオ猪木君 昨日に届きました先日の北京での日朝会談の記事、内容ですが、ちょうど宋日昊大使、四月一日、北京空港で記者団に、朝鮮総連中央会館について会談での内容を次のように述べた。 三十、三十一日の両日、長時間にわたり政府間協議を行い、会談は、一年四か月ぶりにモンゴルで行った会談に続き、様々な問題、包括的な問題について真剣に、とても幅広く行われた。
宋日昊大使との接触が言われておりますが、事実はいかがなんでしょうか。
宋日昊大使が、こう取材に答えられました。残念ながら八人の中には生存者はいないが、私は生存していると信じておりますけれども、それ以外に複数の日本人がいる、日本側が制裁を解けば交渉に応じる用意があると話をしていたことを、外務当局はこれらの民間情報を把握されていますか。同じような質問ですが、政務官よろしくお願いします。
宋日昊大使が私の相方として先方から代表でおりましたけれども、その後、宋日昊大使が公の場で、日朝のその合意について、これを否定したり批判したりしたということは私は承知しておりません。
○政府参考人(齋木昭隆君) 私が日朝実務者協議で会ってきております宋日昊大使は、北朝鮮の外務省の日朝国交正常化担当大使という肩書でその協議の場に出てきております。
○風間直樹君 念のためお尋ねしますが、最後に宋日昊大使にお会いになったのはいつですか。
局長、お尋ねしますが、今、宋日昊大使の所在がつかめないという報道が流れていると思います。これ、宋日昊大使は拉致問題に関する対日窓口ですね。この宋日昊大使の所属はどこですか。北朝鮮の外務省ですか、あるいは工作機関ですか、秘密警察ですか。
○白眞勲君 そういう中で、日朝国交正常化交渉を担当する北朝鮮の宋日昊大使が十月以降、日本側と連絡が取れない状態であるという報道がありますけれども、これは事実なんでしょうか。
○政府参考人(石川和秀君) 宋日昊大使個人からの連絡かどうかは別にして、北朝鮮政府としてそういう連絡がないという意味でございます。