1948-07-28 第2回国会 衆議院 不当財産取引調査特別委員会 第43号
「病名、左乾性肋膜炎、附記、左胸痛高度微熱三七・八至食慾不振にして衰弱稍と高度なるに依り向う三ケ月間の絶対安靜加療を要す、右診断候也、順天堂医院医師中島紀行」というのです。臨床訊問しますか。ではこれは明日の理事会において決定しましよう。 —————————————
「病名、左乾性肋膜炎、附記、左胸痛高度微熱三七・八至食慾不振にして衰弱稍と高度なるに依り向う三ケ月間の絶対安靜加療を要す、右診断候也、順天堂医院医師中島紀行」というのです。臨床訊問しますか。ではこれは明日の理事会において決定しましよう。 —————————————
病名は前額部挫傷、「頭書の疾患により向後五日間の安靜を要するものと認む」、これは二十七日から約十日間の安靜加療を要するという重傷を、婦人の生命である美面に與えたのであります。なおそればかりではなく、山本かねという婦人も、逃げるところをやはり会社側工員に止められて、そうやつておりますと、うしろから髪の毛をひつぱつて、やはり警察官ががんとはたいて、同じ診断書のような重傷を與えておるのであります。