2018-03-22 第196回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
もう一つ、名護市の安部地区で発生をしておりますナート川の溢水被害でありますが、例えば台風などが発生したときに、ナート川を海水が逆流をして、海と蛇行した川に囲まれた低地の集落に水が押し寄せる危険な状況が続いております。
もう一つ、名護市の安部地区で発生をしておりますナート川の溢水被害でありますが、例えば台風などが発生したときに、ナート川を海水が逆流をして、海と蛇行した川に囲まれた低地の集落に水が押し寄せる危険な状況が続いております。
沖縄県名護市安部地区に位置しますナート川につきましては、普通河川でございまして、名護市が管理者となっております。名護市におきましては、台風時などに浸水被害のおそれがあるとの認識の下、河床のしゅんせつなどの対策を講じる一方、海岸管理者である沖縄県に対しても対策の要請を行っていると聞いております。 内閣府といたしましては、沖縄県と名護市の対応状況を踏まえ、適切に支援を行ってまいります。
それは、政府と名護市と宜野座村は、二〇〇六年四月に、「名護市の要求する辺野古地区、豊原地区及び安部地区の上空の飛行ルートを回避する」「宜野座村の上空の飛行ルートを回避する方向で対応する」という基本合意書を締結しております。 ところが、今出されている方法書ではどんなことがつけ加えられているかといいますと、「訓練の形態等によっては集落上空を飛行することもあり得るものと考えています。
その一番、読みますと、「防衛庁と名護市は普天間飛行場代替施設の建設に当たっては、名護市の要求する辺野古地区、豊原地区及び安部地区の上空の飛行ルートを回避する方向で対応することに合意する。」このように合意書を現財務大臣は交わしておられます。
したがって、あのキャンプ・シュワブの辺野古地区、豊原地区、安部地区の上空を飛ばないこと、それと同時に、一方で宜野座村の松田地区の集落の上を飛ばないこと、そのことを考えたときに、メーンの滑走路は陸側の滑走路、そして、サブの滑走路として海側に角度を変えてつくらせていただいた。 メーンの滑走路は、これはヘリの有視界飛行の場周経路、日常これを使います。
その上で共通の認識を持ったことは、一つは住民の安全を考えるということ、環境も考えなければならないということ、最終的には、言ってみれば辺野古、豊原、安部地区の上空を飛ばないことが最低守ってもらわなければならないことであると。そういうことの積み重ねの中で、あの二本の滑走路による普天間代替施設の建設についての合意を見たわけであります。沖縄最大の悲願は普天間の全面返還である。
ほとんど南西の方から、安部地区の方から吹いてくる風がほとんどでございますので、離陸する場合は離陸専用の滑走路を使っていくということが前提でありまして、これはほとんど固定翼でございまして、ヘリの訓練はほとんどメーンの滑走路を使っていきますので、住民の皆さん方にはそんなに心配掛けるほどのものではないというふうに思っております。
名護市の市長さんの考え方は、辺野古とか豊原とか安部地区の上空を飛ばないようにしてほしいということでございます。 その上に立って、お互いに真剣に議論ができるようになり、信頼関係を持って、次も積極的に建設的な意見交換をして速やかに結論を得ようというふうに今テーブルに着いているということだから、一定の前進があったというふうに申し上げたわけであります。
一方で、名護市の市長さんを始め地域の人たちは、これも西銘委員が御指摘のとおり、辺野古とか豊原とか安部地区の上空を飛ばないようにしてほしいということでございますから、その上に立って、今お互いに誠意を持って建設的に話合いをしているということでございまして、その上に立って何らかの解決策を、できるだけ早く結論を出したいというところでございます。
これに対しまして、名護市の方からは、辺野古、豊原、安部地区の上空の飛行ルートの回避について要請がなされているところでございまして、こうした観点で防衛庁と名護市の間で今後とも協議を続けていくということになろうかと考えております。