2011-05-26 第177回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
そしてもう一点、北部訓練場のある国頭村の安波地区、これはもともと北部訓練場の土地でありましたが、返還された後、農地になっていますが、ほとんど農業がされていないということで、地元の住民の皆さんが、ここを飛行場にしまして、那覇空港の航空自衛隊の代替とか米軍の普天間基地の代替施設として使用することができるのではないかということで、二十四日にも住民協議が行われております。
そしてもう一点、北部訓練場のある国頭村の安波地区、これはもともと北部訓練場の土地でありましたが、返還された後、農地になっていますが、ほとんど農業がされていないということで、地元の住民の皆さんが、ここを飛行場にしまして、那覇空港の航空自衛隊の代替とか米軍の普天間基地の代替施設として使用することができるのではないかということで、二十四日にも住民協議が行われております。
もうこれ以上、政府に対する信頼、沖縄県県民がもうなくしてしまっているこの信頼を失墜させることのないようにしていただきたいとも思いますし、そういう意味では、今回のこの嘉手納統合案が再浮上したこと、それからこの国頭村の安波地区がまた出てきてしまったということ、これは言わば日本国政府の脇がちょっと甘いんじゃないのということも言わざるを得ないんですけれども、両大臣、また御見解をいただければというふうに思います
まだお話は聞いていないということでありますけれども、じゃ、連立与党を組んでいる国民新党の幹事長が今回のこの安波地区の案に関して、まあ大臣聞いてくれということで来たときに、聞かないわけにはいかないと思うんですけれども、もちろん対応なさいますよね。その後の件について、聞きましたということで終わることができるとお思いですか。
○島尻安伊子君 それでは、また佐藤先生とちょっとかぶるところもあるんですけれども、嘉手納統合案、あるいは今般出てきました国頭村安波地区の件ですね、お聞きをしたいというふうに思っております。
○説明員(佐藤晃君) 米軍といたしましては、今でも北部訓練場の安波地区が適地と考えていると承知しておりますが、諸般の事情からハリアーの訓練場の暫定使用について伊江島の方で受け入れていただいたわけであります。
○説明員(佐藤晃君) 地元の理解が得られずに米側は当面、安波地区を断念いたしまして、伊江島の方に暫定的にハリアーパッドを整備してそこを使用したいということでございます。
○説明員(佐藤晃君) 米軍の希望としては、当初予定しておりました北部の安波地区が適地というふうな判断は変わっていないと承知しております。
米軍の訓練の必要性あるいは環境保全、地域住民への影響等、こういうものを総合的に判断した場合に、北部訓練場内の安波地区がこの短距離離着陸訓練に適しているという米軍の考えには現在でも変わりございません。
○吉岡吉典君 こういう反対があって安波地区にはまだできていないということと関連してですけれども、報道によりますと、伊江島に当面の訓練基地を設けることになったという報道がありますが、これはどうなっているのか、また伊江島が選ばれたとすれば、そこではどういう訓練をすることになっているのか、お伺いします。
○吉岡吉典君 そうすると、米軍としては、できることならこの国頭村の安波地区につくりたいという希望は現在も持っているということなんですね。
これは大体安波ダム等につきまして地元との調整に若干日時を要してきたということでございますが、幸い現地の方の努力あるいは県の方の御協力等もございまして、安波地区につきましては、地元との調整が最近においてつきまして、来年度の事業は円滑に実施できる。こういう見通しになってまいりました。