1987-09-03 第109回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
この背景にはMSA協定以来のアメリカの余剰穀物受け入れと国内麦の安楽死政策であり、パリティ方式はこの政策推進のてことなってきたのです。 同時に、昭和四十八年の食糧危機に伴って政府は麦に生産振興奨励金をつけるなど、極めて不十分とはいえ、一定の生産回復の措置をとり、自給率も六十年には一四%まで回復しました。
この背景にはMSA協定以来のアメリカの余剰穀物受け入れと国内麦の安楽死政策であり、パリティ方式はこの政策推進のてことなってきたのです。 同時に、昭和四十八年の食糧危機に伴って政府は麦に生産振興奨励金をつけるなど、極めて不十分とはいえ、一定の生産回復の措置をとり、自給率も六十年には一四%まで回復しました。
私は、今回の価格政策の見直し方というのは大豆の第二次安楽死政策じゃないかと申し上げたいんです。 るる言いたいことたくさんあるんですが、それはなぜかというと、大豆は御承知のように輸入制限一切ありません。関税もありません、いわば丸裸でしょう。国際的には、何度も申し上げておりますけれども、空前の過剰で相場も低迷しているでしょう。