1963-05-15 第43回国会 衆議院 外務委員会 第15号
しかし、実際問題として相当に長くいたほうがいいということで、たとえばブラジルの安東大使も七年近くいられましたし、アルゼンチンの津田大使も五年半おられた。また、ブラジルでも、たとえばベレーンの福岡領事は七年というふうに、普通の地域に比すれば非常に長い人が多いのです。また、実際ことばの関係等もありますから、なるべく長く置くということでやっております。
しかし、実際問題として相当に長くいたほうがいいということで、たとえばブラジルの安東大使も七年近くいられましたし、アルゼンチンの津田大使も五年半おられた。また、ブラジルでも、たとえばベレーンの福岡領事は七年というふうに、普通の地域に比すれば非常に長い人が多いのです。また、実際ことばの関係等もありますから、なるべく長く置くということでやっております。
しかるに、あなたは、昨年の異動で、那須インド大使や、ブラジルの安東大使、カンボジアの大橋大使のような、老齢ではありましても練達の士と言われた人々をそれぞれ罷免せられまして、若い人を人事刷新の意味でなされたように伺っておるのです。
それから安東大使も、この下旬には帰って参ります。大体の方式、やり方はわかっておるのです。ただ、いろいろ相当広範な考慮を要しますので、経営形態をどういう形でやっていくかという問題もございます。われわれといたしましても、実はこのままでほっておくことは、仕事全体を渋滞させますので、できれば五月一ぱいには解決したいと思っております。
○久保委員 最初外務省並びに出先である安東大使は、グァタパラの湿地帯については、いわゆる土地改良工事をやって入植させるということについては疑問があるということで反対したのだそうでありますが、これはそれだけの単純な理由で反対したのでありますが。どうですか。
○柳田委員 これはブラジルの安東大使が非常に熱心なんです。そうして今クビチェック大統領がこの六月に選挙があるわけだ。そこで向うでも何か政治的なうわさが非常に飛んでおるわけなんです。従って、こういうさなかですから、われわれの国家からこういう外貨を送るときにはよほど慎重にしていただかなければならぬ。そういう意味において私は今申し上げておるのであります。
それからブラジルにおきましても、今サンパウロの近くにパウリスタ製鉄所の計画がございまして、これにつきましては現在、安東大使が非常に御熱心であり、向うの田村連邦代議士が非常に熱心に動いているわけでありますが、金額も六千万ドルという大きな金額になりますので、日本の今の製鉄業界といたしましても、あるいは機械メーカーといたしましても、まだやろうと踏み切るまでには至っておりませんが、もしそういうものに参加できるといたしますれば
もちろんアメリカから借用する年三百万ドルの金では十分でございませんので、先ほど申し上げたような雲突くような財産家の財産を企業と結びつけたいという念願を持っておりまして、今度新たに最近赴任されました安東大使も、われわれの意を了とせられまして、日本の技術と現地にある資本とを結び合せるという工作を大いに努力しておられるはずであります。
先般もブラジルから海軍の油送船の注文があって、関係者がブラジルに帰るときに海軍大臣も見えておりまして、私もその船の引き渡しのときには参りましていろいろ話をしたりし、安東大使がブラジルに赴任するときにも、私の家に参りまして、今後やはり船舶の輸出というものは中南米においても非常に有望だから、運輸大臣なんかを中心とした視察団がブラジルに行けば非常によいのじゃないかというようなことを言って帰られました。