1949-11-23 第6回国会 衆議院 予算委員会 第8号
これは安本長官自身の意見でいいんです。
これは安本長官自身の意見でいいんです。
○油井賢太郎君 私は最後に一つお願いがあるのですが、それは國民所得の算定は、この前の昭和二十四年度の予算のときでも、安本長官自身が確信のあるような返答がなかつたのです。大体青木安本長官は民自党の政調会長として檢討しておつたときに、その当時の民主、社会両党の内閣当時における國民所得、二十三年度の一兆九千億に対してこれは過大見積りである。
○栗栖國務大臣 今中曽根委員からのお尋ねでありますが、私は今その問題について、もう一つの関連問題を安本長官自身から出したいと思うのであります。われわれが考えておりますのは、今リアプリシエーションとアプリシエーションの問題と、それからもう一つは新勘定、旧勘定にわけておりまして、新勘定に属しております赤字金融が非常に大きくなつておるのであります。これをいかにして銷却していくかという問題であります。
もう一言言いますが、和田安本長官自身は、インフレーシヨン高進中であるということをお認めになつておられますか。
安本長官自身は民間の方は経営に余裕がある限りやつて貰つていいんだというふうなことを、前からいつておるわけですが、この経済査察というものが、そういうふうな池具のようなことになつて行くと、非常にこれは混乱を巻き起こすと思うのです。実は併しこれは単なるそういう例に止まらず、もつと問題があると思うのです。恐らく安本長官或いは政府の方では、今後の経営合理化といいますか。