1962-10-10 第41回国会 参議院 社会労働委員会 閉会後第3号
二月一日、新日本窒素労働組合は、春闘とし会社側に五千百八十七円の賃上げ等、四項目の要求を提出いたしましたが、四月十七日に会社はいわゆる安定賃金方式を回答いたしました。以来、労使間の話し合いがつきませず、中央労働委員会のあっせんも不調に終わり、労組が長時間のストを数回行なったこともありまして、七月二十三日、会社側はロック・アウトを通告、組合は無期限の全面ストに入りました。
二月一日、新日本窒素労働組合は、春闘とし会社側に五千百八十七円の賃上げ等、四項目の要求を提出いたしましたが、四月十七日に会社はいわゆる安定賃金方式を回答いたしました。以来、労使間の話し合いがつきませず、中央労働委員会のあっせんも不調に終わり、労組が長時間のストを数回行なったこともありまして、七月二十三日、会社側はロック・アウトを通告、組合は無期限の全面ストに入りました。
越えて四月の十七日に、突如として会社側が安定賃金方式による回答を出しまして、これをのめと組合側に要求したのでございまして、これから相当事態が悪化してきたと考えるのでございます。五月の四日には、組合側とともに中労委にあっせんの申請をいたしました。自来中労委があっせんをいたしましたけれども、ついにこれが六月の六日に至りまして不調に終わったのでございます。
安定賃金方式をとっているところもあるかもしれませんよ。