1963-02-18 第43回国会 衆議院 外務委員会 第2号
今度は大野伴睦氏を団長とする使節団が行かれて、そして同様に朴政権は安定磐石であるという説明を国民にされ、そしてこの日韓会談の合理性・安定性というものを特に主張されたわけでしょう。ところが、これは舌の根がかわかない間に二回ともひっくり返っておる。それに対し、外務省の人々あるいはこの団の人々は非常に悔いかつ恥じて、情勢判断の誤り、責任を痛感しておるということが、国民には仄聞をされておるわけです。
今度は大野伴睦氏を団長とする使節団が行かれて、そして同様に朴政権は安定磐石であるという説明を国民にされ、そしてこの日韓会談の合理性・安定性というものを特に主張されたわけでしょう。ところが、これは舌の根がかわかない間に二回ともひっくり返っておる。それに対し、外務省の人々あるいはこの団の人々は非常に悔いかつ恥じて、情勢判断の誤り、責任を痛感しておるということが、国民には仄聞をされておるわけです。
それでは一体張勉政権は安定磐石だと言って、あなたの方の野田卯一団長も、伊関局長も、そういうことを帰って国民に報告されたわけでしよう。これが旬日を経ずしてひっくり返った、落第生じゃありませんか。そういう外務省が朴政権は張勉政権と違って安定しておると口で言っただけでこれは私も信頼するわけに参りません。具体的な証左を示していただきたい。