1947-07-12 第1回国会 衆議院 農林委員会 第5号
これは安定本部長官に關連いたしてお尋ねいたしたいのであります。
これは安定本部長官に關連いたしてお尋ねいたしたいのであります。
○小林委員 安定本部長官がお見えでございますから、安定本部長官に最初にお尋ね申し上げて、あとで農林大臣がお見えになりましたら、農林大臣にも質問申し上げたいと思います。 第一に私は蠶絲業の問題につきまして政府の見解をお聽きいたしたいのであります。先般の政府の提出法律案の中に、蠶絲管理法が見えております。
幸い現平野農林大臣並びに和田安定本部長官はこの水産物の増産加工に非常に熱意を持つておられる。そういう見地から私は政府の御所信を問いたい。 第一は水産行政の問題であります。現在こういう主食を補う重大なる水産物の増産加工をなす行政官廳は農林省の一局であります。片隅に小さな水産局があるに過ぎません。そうして漁船は運輸省の所管であり、資材は商工省に残つておる。
それから業務の方式等につきましては、業務開始の際に安定本部長官の認可を得なければならない。又変更する場合も同樣でございます。その認可の場合には主務大臣に相談をいたすのでありますが、その最終責任は経済安定本部総務長官にある、即ちこの権限のあるところに責任があると、所在を明らかにいたしまして、最高の権限を持つておる者が最終の責任を持たなくてはならないということを明確にいたしておるのでございます。
しかも、これに対処すべき喫緊なる経営並びに技術指導の問題は、和田安定本部長官が農林大臣たりし当初より、昨年の議会を通じて取上げられながら、ついに白書を通じて何ら農民の前に示されないこの一事は、私は農村の事情を眞に把握し得るや否やの事態についてすら、疑いをさしはさまざるを得ないのであります。(拍手) 最後に、食糧問題の一点について、端的にお伺い申し上げたい。