1995-11-30 第134回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第5号
高齢者の社会参加が進む中で、高齢者の夜間反射材用品の活用等の被害者対策にとどまらず、加齢に伴う身体的機能の変化等を高齢者自身に認識してもらうための運転者対策として、また、スピードを求めがちな若者に対しては、その危険性、車の持つ特性や性能限界等の理解を促す施策として、参加・体験型の交通安全教育が極めて有効な安全対策であり、免許取得時教育はもとより、各種安全運転講習等あらゆる機会を通じて積極的にこれを推進
高齢者の社会参加が進む中で、高齢者の夜間反射材用品の活用等の被害者対策にとどまらず、加齢に伴う身体的機能の変化等を高齢者自身に認識してもらうための運転者対策として、また、スピードを求めがちな若者に対しては、その危険性、車の持つ特性や性能限界等の理解を促す施策として、参加・体験型の交通安全教育が極めて有効な安全対策であり、免許取得時教育はもとより、各種安全運転講習等あらゆる機会を通じて積極的にこれを推進
また、自動車教習所の教育、初心運転者講習等の運転者に対する再教育、民間団体等による自主的な安全運転講習等を充実し、実践的な運転者教育を推進するとともに、過積載、過労運転の防止、長距離バス、トラック、タクシー等の安全運行の確保、シートベルトの正しい着用の徹底などを推進することとしております。
それから自動二輪車の安全運転講習等の機会におきまして、先ほど先生が言われました警視庁の白バイ隊の人たちの実技のほどをデモンストレーションしていただきまして、二輪車を完全に運転するのにどのくらい高度な技術が必要であるかということをよく知ってもらうということ等を行っております。
青少年層を中心に急激に増加している二輪車事故を防止するため、原動機付自転車の二段階右折等交通規制、二輪車安全運転講習等安全マインドにも重点を置いた交通安全教育の充実、交差点改良等施設整備、交通指導取り締まり等、各般の施策を総合的に推進することといたしております。さらに、高齢運転者につきましては、希望者に運転適性診断を実施するなど、安全運転のための指導を推進することとしております。