2011-07-14 第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第13号
三十年、今、Fの一は四十年たっていますけれども、三十年以上たったいわゆる安全設計思想、ここには目が行かなかったんですね。でも、部品ばかりでなくて、安全設計思想、Fの一、あと美浜等々にもあると思うんですけれども、やはり安全設計思想のレベルが低いわけであり、今のABWRの高度の炉と比べると安全設計が低い。そこについては保安院はどういう形で今まで検討していたのか、お伺いしたいと思います。
三十年、今、Fの一は四十年たっていますけれども、三十年以上たったいわゆる安全設計思想、ここには目が行かなかったんですね。でも、部品ばかりでなくて、安全設計思想、Fの一、あと美浜等々にもあると思うんですけれども、やはり安全設計思想のレベルが低いわけであり、今のABWRの高度の炉と比べると安全設計が低い。そこについては保安院はどういう形で今まで検討していたのか、お伺いしたいと思います。
それから、事故情報の分析に基づく安全基準の見直し、フェイルセーフ等の安全設計思想に基づく性能の確保等に関する総合的、体系的な検討も行わなきゃならないというふうに考えているところでございまして、先ほどの社会資本整備審議会の建築物等事故・災害対策部会というところにおきまして、事故情報の収集、分析のあり方について今審議をいただいて、事故発生防止のための充実を図っていきたい。
したがいまして、私どもとしましては、厳重な立地指針から始まりまして耐震設計、これは事故時も含めた耐震設計を行っておりますから、地震時に事故が起きるということは非常に想定しづらいわけでございますが、一方、住民の不安を少しでも解消したいという観点から、機器の安全設計思想とはまた別途に防災ということを行っているわけでございます。
これは、炉型の相違というよりは、むしろ基本的に安全確保の上で前提となる安全設計思想そのものの問題であるというふうに位置づけをいたしております。 次に今回の事故の第二の特徴といたしまして、運転員の六つの重大な規則違反によって危険な状態に原子炉を導いてしまった結果発生したということがございます。
○高橋(宏)政府委員 ここの文章におきましては、安全管理にかかわる問題であるという認識は御指摘のとおりでございまして、私どもがここに書きました次のフレーズ、安全性の基本にかかわるものではないという趣旨は、安全管理に非常に問題があったということでございまして、そういう対照的な意味で申し上げますと、ここで言っておりますのは、原子炉本体の基本的安全設計思想を変更する必要がある、そういうような性格のものではない
この内容といたしまして答えましたことは、まず原子炉本体の基本的な安全設計思想、こういうものを変更しなきゃならないというものではなかっだということが一点でございます。これは多重防護という物の考え方、原子炉本体には非常に厳しく適用しておりますし、その辺の問題があったということではない。