2017-12-07 第195回国会 参議院 環境委員会 第2号
平成二十五年の六月、新安全設計基準、将来活動する可能性のある断層として十二万年前から十三万年前の地層を挙げて、活動が否定できない断層がそれに当たるというふうにしている。十二万年から十三万年前というのは、全国どこでもその地層が広く見られるのでそこを基準にしているということでしたが、先ほどの海成段丘、この中位段丘が十二万年から十三万年前。
平成二十五年の六月、新安全設計基準、将来活動する可能性のある断層として十二万年前から十三万年前の地層を挙げて、活動が否定できない断層がそれに当たるというふうにしている。十二万年から十三万年前というのは、全国どこでもその地層が広く見られるのでそこを基準にしているということでしたが、先ほどの海成段丘、この中位段丘が十二万年から十三万年前。
やはりこういった具体的な計測値があるわけですから、しかもそれが計算値とこれほど大きく離れているわけですから、そもそも安全設計基準の根本にまで戻って考え直さなくてはいけないと思いますけれども、いかがお考えでしょうか。
○政府委員(山野正登君) 先生御指摘のとおり、陸上炉におきましても、新しい安全性の考え方とか、あるいは新しい安全設計基準といったふうなものができておるわけでございますので、今回安全性の総点検、遮蔽改修を行うに際しましては、こういったふうなことも十分に参考にいたしまして、新しい安全性の考え方あるいは新しい設計基準といったふうなものに基づきまして再評価を行いたいというふうに考えておるわけでございまして、
この中には、現在すでにきまっております放射線の安全基準ですとか、あるいは立地基準、あるいは安全設計基準、いろいろな安全基準があるわけでございます。 二番目に、この安全基準を満足すべく安全設計の努力がいろいろと行なわれます。これは、実は安全設計という立場の努力はいままでの既存の産業でもたいてい行なわれておりまして、どういう設計の努力をすれば安全性が向上するか、こういう立場でございます。