1987-09-01 第109回国会 参議院 運輸委員会 第4号
ただ、何機も編隊で飛ぶわけでございますので、一機同士の管制間隔を設定しておったのでは大変危険だというのは当然でございまして、したがいまして、編隊飛行する飛行機と、それからその他の飛行機の管制間隔については、単一機同士の管制間隔に一定の余裕を加味いたしまして、加算をいたしまして、より大きな安全、管制間隔を設定して管制をしておるということでございます。
ただ、何機も編隊で飛ぶわけでございますので、一機同士の管制間隔を設定しておったのでは大変危険だというのは当然でございまして、したがいまして、編隊飛行する飛行機と、それからその他の飛行機の管制間隔については、単一機同士の管制間隔に一定の余裕を加味いたしまして、加算をいたしまして、より大きな安全、管制間隔を設定して管制をしておるということでございます。
しかし同時に、雫石の事件もきざいまして、航空機の安全管制ということから、現実に自衛隊が訓練をする場合には航空管制に服すると同時に、アメリカもこの地位協定の六条に従いまして航空管制については協力する、こういうたてまえになっておるわけでございます。
それで、ばらばらな縦の系統に分かれないで、一本でもって総合的な安全管制のための総合監査室というものをつくっていく。それから、運航部門についてその組織を改善する。あるいは乗務員、整備要員等の訓練を充実いたしまして、あらゆる機会にいわゆる単なる技量のみならず、全人格的な、一つの航空機の機長としてふさわしい責任感を持った全人格的な教育と訓練というものをやっていくというふうなことを申しております。
○宮崎正義君 先ほど申し上げました、三月六日の閣議において本計画が了承された際に、荒木国家公安委員長から交通安全管制のための施設費が組まれていない。道路整備を進めるには、どうしてもこの問題は不可欠のものである。
空の完全管制という問題につきましては、私どもは安全管制の観点で最も力を入れて、いろいろ施策を講じておるつもりでございます。具体的にいまの御質問の内容を申し上げますと、今度の新空港が来年供用開始をいたします際には、それまでの準備として、西のほうの四軍用飛行場関係をいわゆるブルー14という航空路を境にいたしまして一つの空域というふうに考える。その四飛行場はその空域からの出入りをさせる。
空の安全を預かる航空交通管理官の定員は四百八十名で、これが満たされても安全管制はむつかしいといわれながら、その実在数は四百四十名で、定員を四十名も欠けておるのであります。機体を点検する検査官も足りない。試験官も、ここ数年航空機数が激増しているのに、これに見合う増加はされていない。飛行機は新型新型と進んでいくのに、飛行場の設備はこれについていけないほど老朽化している。