1979-06-01 第87回国会 衆議院 運輸委員会 第13号
それは儀典上の問題だけなら、総理がお出かけになる際には、やはり世界に向かって安全空港であることを宣言し、高らかにその宣伝をしたのですから、みずから成田を使うという政治感覚があってしかるべきだと思う。前の運輸大臣は、ぜひ成田を使ってもらいたいという願望めいたことも答弁をいたしておりますが、大臣はいかがでございますか。
それは儀典上の問題だけなら、総理がお出かけになる際には、やはり世界に向かって安全空港であることを宣言し、高らかにその宣伝をしたのですから、みずから成田を使うという政治感覚があってしかるべきだと思う。前の運輸大臣は、ぜひ成田を使ってもらいたいという願望めいたことも答弁をいたしておりますが、大臣はいかがでございますか。
法務大臣、私先ほどからも話しておりますように、警備体制云々よりも、成田の安全空港という立場を考えたときに、これは政府の閣僚として、やはり行政の中で、過去のいろんな——いま伊丹空港の例を話ししましたけれども、運輸省なり、そうして政府なりが、やはりそういう形で早くてきぱきとずっと手を打っておれば、過激派が農民の中に入ってきて、があっと騒いでいく、そういうふうなことも、ああいう現時点のような——この前も三人
成田空港は果たして安全空港でありましょうか。一つしかない滑走路、また、空域問題一つ見ても、羽田空域と成田空域とが複雑に絡んでおり、管制技術上もきわめて困難だと言われております。また、燃料輸送の安全確保体制も不安きわまりない状況であり、また、今回空港機能の心臓部である管制塔の機器が破壊されたことは、安全上致命的打撃を受けたことになり、まさに現状は安全上欠陥空港と言わざるを得ないのであります。