2008-02-19 第169回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
しかし、バブル崩壊以降は、これは非常に債務超過になっていたということで、もう失うのは嫌だ、安全でなければだめだということで、このグラフをごらんになっていただくとわかるんですけれども、バブルの時期を境に安全性志向が非常に高くなっていって、収益性が非常に軽視される、そういう流れになってしまいました。
しかし、バブル崩壊以降は、これは非常に債務超過になっていたということで、もう失うのは嫌だ、安全でなければだめだということで、このグラフをごらんになっていただくとわかるんですけれども、バブルの時期を境に安全性志向が非常に高くなっていって、収益性が非常に軽視される、そういう流れになってしまいました。
また、食品製造業は、国民の食品に対する安全性志向の高まりに対応して、HACCP手法の導入等衛生・品質管理の高度化が大きな課題となっている。 よって政府は、本法の施行に当たり、左記事項の実現に遺憾なきを期すべきである。
三 食品の安全性志向の高まりに対応するため、我が国水産加工業の実情に配慮しつつ新たな衛生管理手法であるHACCP方式の円滑な導入を図ること。 四 水産資源の保全及び管理の強化により、水産加工原材料の安定的確保にも資するよう、漁獲可能量制度の適切な運用を図ること。 五 水産資源の有効利用を促進するとともに、消費者ニーズに的確に対応するため、水産加工技術の高度化を推進すること。
○政府委員(高橋政行君) 有機農業につきましては、化学合成農薬やあるいは化学肥料というものを使わないで生産するということでございまして、こういう農産物に対します消費者の最近の安全性志向であるとかあるいは自然志向というようなものにこたえまして、生産者の皆さんがいろいろな工夫をして現在各地に見られるところでございます。
今回の特定JASの表示は、消費者の食に対する安全性志向が強くなってきているから、それにこたえるものだということが強調されているわけですけれども、それならば、現在のJASも是正をしていかなければどうしても整合性はない、おかしいものになると思うんですが、その辺はいかがですか。
やはり何と言っても、こういった消費者の安全性志向あるいは自然志向にこたえながら、特に中山間地域を中心といたしまして、中山間地域に存在するいろんな地域資源、そういうものを利用して物質循環システムといいますか、そんなものを巧みに生かしながらやっていく農業の一つというように我々としては位置づけ、支援し、推進していくことが重要ではないかというふうに考えております。
したがって、消費者の健康志向だとかあるいは消費者の安全性志向、それにどう対応するかということも当然だけれども、有機農業はそれだけではないのだ、要するに近代農業が持っている生命だとか環境破壊という性格をもどう克服していくかというふうな課題を含めて有機農業を追求しているんだ、こういう意見なんです。