1947-11-05 第1回国会 衆議院 本会議 第54号
一時巷間に流布された新円再封鎖や、いわゆる平價切下げのごとき措置は、通貨に対する信用を根底から動揺させるものとして、絶対にこれを行わないことをここに再確認いたしますとともに、預金の安全性を確保することに格段の努力をいたす決意であります。 私は、國民が最悪の條件のもとにおいても奮然起ち上ろうと渾身の力を惜しまないならば、おのずから希望の道も開けてくることと信じます。
一時巷間に流布された新円再封鎖や、いわゆる平價切下げのごとき措置は、通貨に対する信用を根底から動揺させるものとして、絶対にこれを行わないことをここに再確認いたしますとともに、預金の安全性を確保することに格段の努力をいたす決意であります。 私は、國民が最悪の條件のもとにおいても奮然起ち上ろうと渾身の力を惜しまないならば、おのずから希望の道も開けてくることと信じます。
政府といたしましては、金融機関の特殊性というものを十分考慮いたしまして、そうして預貯金の保護、預貯金の安全性というものを害さないようにということについては十分盡したいと考えておるのであります。貯蓄の増強ということが、このインフレ対策の一つの大きな要素であり、増強をするということは、預貯金の安全性を維持、増進して行くということが極めて大事でございますので、その辺は十分考慮してこの実行をいたしたい。
關門港における將來の全面的安全性を確保し、國際的通商交通の自由に寄與するため、左記三大基本條件の急速實數を希望いたしております。一つは本年八月以降明年五月末までを目途とした第二次掃海計畫をさらに短縮して繰上げ實施し、引續き内定せるやに見受けられる第三次計畫に再檢討を加えて、大規模の計畫を確立せられたい。
又特に一般運送人に對しまして、繼續的且つ適正なサービス及び手小荷持の運送に關する規定を設けまして、自家用運送人に對しましてもこの必要がありと認められまするときは、運轉の安全性を増進する目的のため、從事員の資格及び最高勤務時間竝びに施設の標準を規定いたしまして、ブローカーに對しましては免許、金錢的な責任、會計記録、報告等に關しまして適當な規定を設けることができる建前になつております。
それから第七條にあります車輛檢査官の問題でありまするが、現在車輛の檢査というものは、地方におきましては警察署が一切これを行つておりまして、交通取締り、交通の安全、その他自動車の運轉者、それから使用者、さようなものの取締りも、交通の安全性から警察の方で行う必要があるために、一切合財警察でやつておる。
かような状況に對しまして貯金というようなものを奨励いたしますためには、どうしても貯金の安全性、貯金をする人の信頼度というものを高める必要があるわけでありまして、そのためにはまた資金の運用が適正でなければならぬ、この事柄はひとり預金者に對する貯金の安全性のみならず、農業面に蓄積された資金を、最も有効に適當な方面に使う。
又今日ほど水産事業というものは、昔の水産事業と違つてすべてに科學的にでき上つておる故に、私はむしろ事業そのものから見れば、水産事業ほど事業の安全性はないとかように考えておるのでありますが、それに對して市中銀行及び農林金庫あたりにおいては認識力が薄いために、業者は非常に迷惑を蒙つておる。
敗戰日本の各種産業を再建いたしまするためには、通常の金融機關の、囘收の安全性をもつた貸出し方途では、重點的な産業の再建ができない、こういう點から生れました資金の重點的な運用によつて、産業を再建しようという復金の本來の使命については、私どもはあえて異論はないのであります。
從つてかような金融を扱う機關といたしましては、預金の安全性ということも考えなければならないし、又他の方面から金を借りる場合の自己自身の信用を高めるという場合も考えなければなりませんし、又協同組機全體としては地方的に資金を運用しますると同時に、又系統組織全體としてこの農業金融を圓滑にやつて参る、これは地方的にも、季節的にもいろいろ事情があることでありまして、これらを地方事情に應どつつ、又同時に全國的な
ただ我々は農業組合なるものの特殊性に鑑みて、單位組合という一番基礎的な組合は、これは金融を兼營するということが、前の産業組合などの歴史から見てもこれはよいのである、言い換えれば例外的な意味においては、この面においては金融面と生産面を兼營することが正しい、この意味において我々の主張を通しておるのでありますが、從つて連合會が金融面をやるということは、例えば金融の安全性とか、或いは今言つたような金融面を協同組合
何となれば、いろいろ相談の過程において事業團體と金融團體とは切離した方がいいということのいろいろ意見があつたので、金融の安全性からもこれを斯くすべしということになつて協同組合が出たと言われますが、併し地方における農業團體の實績から考えますというと、必ずしもそう參つていないのであります。これは歴史が證明いたしております。
○藤田政府委員 農林省で漁船の檢査をやることにいたしましても、船舶の安全性ということはもちろん重要なことであります。それを私どもとしては決して無視するわけではないのであります。ただ私どもの申したいのは、一般船舶同様、ただ船舶の安全性ということだけの檢査では、漁船としては不十分である。もつと漁獲の能率の増進ということも考えなければならぬ。
いわゆる船に人を乘せ、しかもこれが水上に、おきまして安全性を得るという檢査は、やはり一貫した線に沿つて行うべきものと考えるのでありまして、これが二つにわれると、その間の檢査の扱いが二様になりまして、恐るべき結果を來すのじやないかと考えられるのであります。私はこれが水産廳に移ることによつて、はたして水産物の増産ということができるか、その點について大に疑問をもつのであります。
なお船舶の檢査にあたりました運輸省がやつておるために檢査が緩慢であるということはないかというお尋ねでありますが、これにつきましては、檢査官というものは何と申しましても業者側の意に反して、とにかく船舶の安全性という立場から嚴格なる檢査をやりまする結果、ややもすると業者の意に反することがあります。この聲は單に漁船のみならず、一般貨物船の船主からも檢査についてとやかくの批判があります。
そこで只今のところ、私はこの種の方法によつて預金を集めようということを考えておらんのでありまして、むしろ現状諸般の事情に顧みまして、健全財政、健全金融、こういう方面から通貨の安定、ひいて預金の安全性というような方面に進めたいと考えておる次第でございます。