2020-02-26 第201回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第3号
私自身は、過去七十年以上にわたって日本は、アメリカとの安全保障条約体制、さらにはアメリカの同盟国、パートナー国との連携によってこの地域の平和と安全を維持してきたので、これは守った方がいいだろうと。だけれども、それは経済的に全てデカップリングを受け入れるということにはならないだろうと。
私自身は、過去七十年以上にわたって日本は、アメリカとの安全保障条約体制、さらにはアメリカの同盟国、パートナー国との連携によってこの地域の平和と安全を維持してきたので、これは守った方がいいだろうと。だけれども、それは経済的に全てデカップリングを受け入れるということにはならないだろうと。
ただ、平成十六年十二月の内閣官房長官の談話というのが御記憶あるかと思いますが、弾道ミサイル防衛システムに関する案件についてということで、日米安全保障条約体制の効果的な運用に寄与し、我が国の安全保障に資するとの観点から、厳格な管理を行う前提で武器輸出三原則などによらないこととしているというのが、あのとき官房長官談話として出されております。
○国務大臣(麻生太郎君) 日米同盟というのは、一般的に言わせれば、いわゆる安保、安全保障条約体制というものを基盤にして日本とアメリカの間で、基本的な価値、利益等々をともにする国として、安全保障面等々、政治及び経済、各分野、ほかにもあるでしょうけど、各分野で緊密に協調していくという関係の総称というものがいわゆる日米同盟関係と言われるものだというように考えております。
戦後我が国は、経済的相互依存性であるとか、自由、平等、人権等の価値観を共有する米国と日米安全保障条約体制を選択し、みずからは抑止力の一部のみを保有し、全体としてこの地域における戦略バランス、すなわち抑止力を保持し、日本が戦場になることなく冷戦期を乗り越えてまいりました。
むしろ、第二次世界大戦後、我が国は国内における全面講和か単独講和かという論議の中で単独講和という道を選択し、同時に、一方に非常に強くありました再軍備という声を最小限に抑えるために、警察予備隊から保安隊、そして現在の自衛隊と発展をしていくプロセスをも最小限に抑えながら、まさにアメリカの支援のもとに国を守るという道を当時の先輩方が選択をされ、その中で日米安全保障条約体制というものを我が国の安全保障上の柱
そして、そうした中でかつて日米安保条約というものに対し懸念を表明しておられたような国を含めまして、むしろ現在におきましては日米安全保障条約体制というものが現実にしっかりと存在し、その中に定められております基地提供の責任、義務を日本は履行し、米軍のこの地域における駐留を確保していること、それがまさにアジア太平洋地域の平和と安定の確保につながるという評価を現に受けているということ、そしてそれは本年の正月早々
そして、日米安全保障条約体制というものに信頼性を与えていくこと、これは日本自身のためになるだけではなく、これもしばしば申し上げてきたことですけれども、それがそのままこの地域における米軍のプレゼンスの確保としてアジアの安定の上にも極めて大きな役割を果たしております。 我々は、この条約を守らなければなりませんし、その条約を履行していく上で我々としての責任を果たさなければなりません。
そうした中におきまして、我が国は、やはり日米関係というものを基軸とし、日米安全保障条約体制というものを基盤とした我が国の安全保障体制をその時期においても必要とするであろうと考えております。
結果として、収用委員会の次の開催日すら決められない、お決めいただけないという状況の中で、日米安全保障条約体制というものを考えますときに、我が国の安全保障のそれが中心でありますだけに、その条約上の義務を我々は履行する責任を負っており、五月十五日に使用権原なしという日にちを迎えるわけにいかないという、現時点における最善の手法として、この案を国会に御審議を願おうといたしました。
そして、日米安全保障条約体制というものを維持していこうとする限りにおいて条約上の義務を我々は履行する責任がある、この分析もそのとおりであります。そして、その条約上の義務とは、日本国内における米軍の基地、施設というものを円滑にかつ安定的に供給し続けるという責任を果たすということであります。そしてその点も私は全く議員と変わりません。
そして私は、日米安全保障条約体制というものは日本にとって非常に大きな利益のある国際関係であり、これを維持していくことは日本だけではなくアジア太平洋地域に極めて大事なことだと、そのように考えております。言いかえれば、国益を守りますために我々は我が国に駐留する米軍に対し施設及び区域を円滑かつ安定的に提供する責任がございます。それが条約上の義務でございます。
○国務大臣(橋本龍太郎君) 今私は日本の国益ということから申し上げましたが、まさに私は、日米安全保障条約体制というものを我が国の国益としてとらえる限り、その国益を確保していかなければなりません。同時に、これは沖縄県の皆さんの心にかなわない方向になる確率が非常に高い問題であります。
そして、日米安全保障条約体制というもの、これを信頼の基盤として築かれております今日の日米関係を、いかにすればより深いものにしていけるか、その中で、沖縄の皆さんの苦労に少しでも報いていく道はどうすればいいか、そういう視点で物を考えてまいりました。ですから、そういう考え方が間違いだと言われればこれはやむを得ませんけれども、安保条約がなくなることがいいんだという議員の御意見には私は同意をいたしかねます。
しかし、私ども、同時に日米安全保障条約体制というものがこの国に必要だと考えておりますし、その枠組みの中で、我が国におきましては沖縄県その他に海兵隊が駐留しているわけでありますが、その要因としては、アメリカ本土からハワイ、グアム等に前方展開している戦力に加えて、水陸両用戦能力を有する海兵隊が我が国に駐留することによって、我が国を含む極東の平和と安全に寄与するために迅速かつ柔軟に対応できる、そうしたことがあると
殊に、日米関係の中核をなしております日米安全保障条約体制というもの、これはこれまでの安全保障分野における日米間の緊密な対話の成果を踏まえまして、この体制の重要な役割というものを改めて確認する共同文書を発出し、二十一世紀に向けた日米同盟間の関係のあり方について内外にその考え方を明らかにいたしたいと思います。
特に、日米関係の中核をなす日米安全保障条約体制につきましては、これまでの安全保障分野における日米間の緊密な対話の成果を踏まえ、日米安保体制の重要な役割を改めて確認する共同文書を発出し、二十一世紀に向けた日米同盟関係のあり方について内外に明らかにしていきたいと考えております。
このたびの訪米では、日米安全保障条約体制を堅持し、引き続き両国間の問題を協力して解決していくとともに、世界的課題に共同して取り組んでいくことについて意見の一致を見ました。日米双方の抱える経済構造問題については、率直に話し合い、主張すべきことは主張し、米国の意見も聞くべきはよく聞き、協議に積極的に取り組んでまいります。 西欧は、統合を間近に控え、より強力な統一体として力強い復権を遂げつつあります。
また、米海兵航空隊では、日程上、時間が少々不足いたしておりましたが、その点が心残りでありますけれども、日米安全保障条約体制の中で一定の役割を担ってきた基地のたたずまいを目の当たりにすることができました。 岡山県では、バイオテクノロジーを始めとする先端技術開発や、瀬戸大橋、新空港を中心とする交通網整備等、二十一世紀への確かなる胎動を実感することができました。
したがいまして、いま先生の御指摘の総合安全保障という考え方、私どもなりにまとめてみますと、アメリカとの間の安全保障条約体制というものを基軸としながら、他方において自衛のために必要な限度においての質の高い防衛力の整備を図ると、それと同時に秩序正しい、内容の充実した活力のある経済運営を図ると、そしてそれらと同時に、先ほどちょっと私申し上げましたけれども、平和な国際関係をつくり上げるための積極的な外交努力
その点は御了承願いたいと存じますけれども、日米安全保障条約体制下にありますところの両国の問題につきまして、やはり信頼性を堅持していくということ、そしてまた、その条約の運用が円滑に図られるということが大事な点でございますから、私どもはそうしたことを踏まえまして率直に話し合ってまいりたい、このように考えている次第でございます。
わが国の安全を確保し、アジアの安定に資するためには、日米安全保障条約体制が必要であり、そのために必要とされる米軍施設、区域は、日本国民全体の安全と平和のために存在をするのでございます。したがって、施設、区域周辺住民の不便や負担は、国民全体でこれを分かち合うということでなければならぬのであります。
そういうものを受けて、どうも日本のこれからの、新しい時代を迎えた、四十億ドル目標というものを実現しようという中で、こういう日米の今日までの関係の中から、そしてまた安全保障条約体制で結ばれている日米の関係で、その一つの側面的な立場で海外経済援助というものが行なわれるのじゃないか。
しかし、この点につきましては、いずれ、安全保障条約体制を堅持すると、かように申しておりますので、訪米前には、この点をはっきり明確にするつもりでございます。 ところで、この日米安全保障条約問題は、私は、ただいまの日本国民にとりましても、また同時にアメリカにとりましても、これはたいへんな重大事だと思います。御承知のように、大学問題につきましては、各党と、各党首間の話し合いもいたしました。