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16356件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1951-11-06 第12回国会 参議院 内閣委員会 第6号

従いまして、これはまあ外務省方面については、或いは釈迦に説法であるかも知れませんが、今日の世界情勢から見ましても、二つの大きなものに分れておりまして、その間に処しまして平和條約或いは日米安全保障條約といつたようなものが発効いたしました後におきまして、そういうラインに沿いつつ外交的活動をされるということにつきましては、非常な私は外交官としても領事官としても重い使命を持つておられるだろうと思います。

楠瀬常猪

1951-11-05 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第10号

恐らくこの問題も同僚委員のかたがたからそれぞれ御質問があり、又これに対する政府側の答弁もあつたことと想像するのでありますが、我々としても国際連合への加盟ということが、国際平和を促進する意味において、又平和国家として日本が今後立つて行くという建前から申しましても、国際連合安全保障を全面的に我々としても受入れなければならないという建前から申しましても当然のことだと思うのであります。

堀眞琴

1951-11-05 第12回国会 参議院 内閣・外務連合委員会 第1号

然るに一方において国際協力局というもの、これは今は非常に多いわけで、或いは独立回復後も、例えばこの安全保障條約の実施事務のごときは或いはこういろ所にあるかも知れんが、そうでないとすれば、ここの権限は国際情勢国際情勢というと観念的には非常に広いけれども、実務的に、実際に即して見るというと割にこれは少い、一局としてこういうものを置くというのに、一方アメリカ局というもの……、その辺のところはどういうふうなお

杉原荒太

1951-11-02 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第9号

羽仁五郎君 その批判の中に、これは読売新聞乃至朝日新聞などにも現われていた意見ですが、いわゆる国家安全保障法案とか、団体等規正法案とかいうふうな名前を以て政府からその案が発表された、こういう法律の目的とするところの問題というものは、現在すでに存在するところの法律によつてすべて決して処理できないことではない。

羽仁五郎

1951-11-02 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第9号

連合国の一部から、第四條の解釈上、総会安全保障理事会勧告基ずいて決定するとあるが、仮に安全保障理事会勧告ノーという趣旨であつても、総会勧告に基けばよろしいのであつて勧告の結論に從わねばならぬという意味とは必ずしもとられないのであるから、ノーの場合でも三分の二の多数決で加入をさしてもよろしいという新らしい解釈論が出たのでありますが、総会内部でそれは成立いたしませんでした。

西村熊雄

1951-11-02 第12回国会 参議院 予算委員会 第8号

お話の出ました賠償関係経費でありますとか、或いは外債処理費連合国財産補償費防衞分担金、それから国内治安関係平和條約、安全保障條約、そういうものと密接な関連があるという意味におきまして、警察予備隊費、それから海上保安庁費、これだけのものを講和関係経費といたしまして、私は一般会計の中に別建にすべきである、こういう主張を持つておるのでございます。

鈴木武雄

1951-11-01 第12回国会 衆議院 本会議 第11号

また一方、平和條約と日米安全保障條約に調印した結果といたしまして、米軍駐屯費や、あるいは日本の再軍備費賠償費連合国財産補償費援助費の返済、あるいは外債の支拂い等、莫大なる国民負担が予定されております。日本の権威ある幾つかの経済雑誌の論調を見ますれば、増税か赤字公債かの二つ以外に道はないと指摘しているのであります。

深澤義守

1951-11-01 第12回国会 衆議院 予算委員会 第11号

○勝間田委員 安全保障條約の中に、終期と思われる分についての條項としては、御承知の通り、日本が再軍備してみずから防衛する態勢整つたという場合、あるいは国際連合が一定の方式を確立した場合、あるいは特定の條約によつてそういうことが不安がなくなつた場合という三つの條項が、今日残されておると私は思う。

勝間田清一

1951-10-31 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第7号

日米安全保障條約は二国間の條約でございます。從いまして多数国間と二国間の関係においての差があります。  いま一つは、北大西洋條約については、間接侵略武力行為に含まれるというのは締約国間の解釈として採択されております。日米安全保障條約におきましては、これが條約の明文の中に規定されております。これだけの差でございます。  私はこの先例を開いたことを誇りとして申上げたわけではございません。

西村熊雄

1951-10-31 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第7号

国務大臣吉田茂君) 安全保障條約は、しばしば説明いたしまするが、來年の二月、ダレス氏が來たときから始まつた話であります。平和條約ができて、そして日本独立し得る。独立を回復してその安全をどうして守るかということは、自然両国の間において考えられることである。如何にして守るか、即ち安全保障條約の原則によつて、守ろう。

吉田茂

1951-10-31 第12回国会 衆議院 予算委員会 第10号

その一点は、さきに締結せられました日米安全保障条約をめぐつて一部左翼政党の諸君や、これにつながると思われる一部国民の間におきまして、警察予備隊に対して著しい疑念を持つた批評と、警察予備隊がただちに再軍備論にいうところの軍隊化でもするものであるかのような議論をする者が出て来たようでありますので、この際、法務総裁からあらためて警察予備隊の性格と、その治安任務に対する範囲とにつきまして、明快に御説明願つてみたいのであります

尾崎末吉

1951-10-31 第12回国会 参議院 地方行政委員会 第4号

我が国が平和條並び安全保障條約によりまして、いよいよ平和民主主義国家群の中に入つて行くということになりますれば、やはりこの民間防衞ということを考えて行かなければならぬ段階になつて来ると思います。このときに大事な警察員とか消防員というものを今整理なさるというようなことは、とんでもないことと私は考えるのでありまして、この点は行政簡素化に当りましてよく心に留めておいて頂きたいと思います。  

岡本愛祐

1951-10-30 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第6号

堀眞琴君 只今西村條約局長から日米安全保障條約の性絡について北大西洋條約その他との比較の上にお話があつたのでございますが、併しながら安全保障條約が事実上日本アメリカとの主権対等立場において結ばれた條約でないということは、何としても我我は拭い去ることができないのです。

堀眞琴

1951-10-30 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第6号

そこで今度もう一度安全保障に帰るわけでありまするが、私どもは国連憲章精神というものが世界の平和の上に最も重大な意義を持ち、今後の世界平和もこの国連精神を拡充することによつて初めて可能だという考え方を持つているのであります。勿論国連運営につきましてはいろいろ問題もありましよう。

堀眞琴

1951-10-29 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第5号

国務大臣吉田茂君) 平和條約、安全保障條約、共に再軍備については何ら制限もしなければ、禁止もしなければ、要望もしておりません。軍備を持つか持たないかということは、これは米国の全権の代理の言葉でありましたか、忘れましたが、いずれにしてもこれは日本国民の自由に決定するところである、こう言われておるのであつて、再軍備を前提として安全保障條約を作つたのでもございません。

吉田茂

1951-10-29 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第5号

政府委員西村熊雄君) 日米両国間にこの安全保障條約ができましたことは、結局極東において日本の安全が維持されることが、極東の平和と安全のために必要である、言い換えれば米国の安全と平和とを含む太平洋全般の平和と安全のために必要であるというところから、両国間にこの安全保障條約ができたのであります。

西村熊雄

1951-10-29 第12回国会 衆議院 予算委員会 第8号

それはこの機会に多年の要望でありました糸価安定の特別会計が設置されなかつたならば、おそらくは今後の通常国会以後におきましては、安全保障協定等に基くところの費目が非常に厖大な額となりまして、この糸価安定のための資金のごときは、とうてい捻出されないのではあるまいか、永久にこのことが実現されないのではあるまいかということを懸念しておつたからであります。

那須浩

1951-10-27 第12回国会 衆議院 本会議 第9号

特に許すべからざることは、吉田首相が何ら法的権利能力がないにかかわらず、明らかに国際條約に違反して米国中心單独講和を強行し、特に重大なことは、だれにもはからず、内容不明のまま、日米安全保障條約、すなわち中華人民共和国並びソビエト同盟を━━━━とする日米軍事同盟に調印したことであります。かくて、戰争の危機は、われわれ日本民族に時々刻々近づきつつあるのであります。  

江崎一治

1951-10-26 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第4号

政府委員草葉隆圓君) 只今議題となりました平和條約及び安全保障條約につきまして提案理由を御説明いたします。  先ず平和條約について申し述べます。御承知のごとく、わが国が一九四五年八月十四日にポツダム宣言を受諾いたしまして以来、我々は、日夜忠実にその條項を履行し、連合国、延いては世界のすべての国々との友好平和の関係が一日も速かに回復せんことを希望して来た次第であります。

草葉隆圓