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46件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1998-05-27 第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第11号

いわゆる極東周辺について、日米安保条約自身がこのような用語を用いているわけではございませんけれども、この政府統一見解に言うとおり、極東区域に対する武力攻撃が行われ、あるいは極東の安全が周辺地域に起こった事情のために脅威されるような場合、米国がこれに対処するためにとることのある行動の範囲ということは、極東に局限されないということもこの統一見解の第二段で述べているとおりでございます。

高野紀元

1996-05-15 第136回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号

安保条約自身が、御承知のようにその三条で防衛力増強日本の責務としております。そして、実際にも安保体制のもとでアメリカ日本防衛力増強を要求してまいりました。アメリカ日本に対して軍事支出の削減を要求してきたという話を私は寡聞にして知りません。  第二に、確かにアジア諸国の中には日米安保条約があることによって日本軍事拡大が抑制されるという見方もあることは否定しがたいと思われます。

山内敏弘

1991-09-05 第121回国会 参議院 外務委員会 第2号

この問題に関しては私はもう時間がありませんからここでこれ以上申し述べることはしませんけれども、やはりこの問題は今の世界の軍縮の流れから見ても非常に逆行する重要な問題だし、ましてやこの問題は日米安保条約の枠をはみ出した、つまり安保条約自身を変質させるような重要な問題につながりかねないということ、最近のアメリカの国会における若干の証言を先ほど引用しましたが、この点を改めて強調しておきたいと思うのです。

立木洋

1991-03-13 第120回国会 衆議院 外務委員会 第7号

極東と申しますのは、御承知のとおり、安保条約自身にはきちっとした定義はないわけでございますが、当時からの解釈といたしましては、日米両国が平和、安全の維持共通の関心を有している区域であって、かかる区域は大体においてフィリピン以北並びに日本国及びその周辺地域であるというふうに解釈されておりまして、これが確立した解釈でございます。

柳井俊二

1990-10-29 第119回国会 衆議院 国際連合平和協力に関する特別委員会 第5号

先生承知と思いますが、日米安保条約自身も、国連目的及び活動に積極的な支持を与えるという基本的な観点を踏まえておりまして、これは安保条約の前文、第一、条、六条、七条等にも言及があるところでございまして、先生御指摘のように、日米安保体制日本安全保障政策の基本をなしますけれども、その安保体制自身も、国連目的及び活動に積極的に支持を与えるという点を踏まえておりますので、基本的にこの国連中心主義日米安保体制

松浦晃一郎

1985-02-21 第102回国会 衆議院 予算委員会 第15号

核抑止力というもの、これはもともと非常にグローバルなものでございますから、これに一カ所で穴をあけるというようなことはそもそもの前提が狂ってしまう、安保条約自身の意義もなくなってしまうと私は思うのですが、そういう意味で、私はこの問題というのは、決して言われますような、いや応なしにそういうものがあると核攻撃の対象にされる、これは抑止力が破れたときの話でありまして、我々にアメリカ核抑止力がなくなった場合

椎名素夫

1982-12-18 第97回国会 衆議院 外務委員会 第3号

そういうことからいたしますと、いま安保条約との兼ね合いを考えなければならないとか、安保条約を重視しなければならないとか、これを誠実に遵守するということを考えてみなければならない、しきりにそこを力を込めて力説なさいますけれども、その安保条約自身は、日本については日本国憲法というものの立場に立って安保条約についてこれを守るということを考えなければならないという立場があるのです。

土井たか子

1982-06-03 第96回国会 参議院 外務委員会 第11号

相当日本占領時代の実質的な権利をそのまま与えたりいろいろなことをしているのですからただ乗りなんていうことはもちろんないのだけれども、しかし安保条約という話が出ましたから私は一言申し上げたいのは、安保条約というのはやっぱり国連の機能というものを相当重視しているわけですね、安保条約自身が。安保条約の中に国連という言葉が幾つか出ています。

宇都宮徳馬

1982-06-03 第96回国会 参議院 外務委員会 第11号

宇都宮徳馬君 私はやっぱり、いわゆる古い意味同盟国として現在の国際情勢——国際情勢というのは常に危機的なものですけれども、一時的な、過渡的な状況によって日本平和主義、あるいは安保条約自身の持つ国連第一主義みたいなものを否定するような、そういう方向に日本の国政をもし導くというのなら、これは私はアメリカは非常によくないことをするというふうに思います。

宇都宮徳馬

1982-06-03 第96回国会 参議院 外務委員会 第11号

宇都宮徳馬君 つまり、安保条約自身国連役割り日本周辺で有効に成立することを求めているわけですからね。だから、安保条約国連第一主義というものは絶対的に対立するもので、片方は空疎な平和主義片方は現実的な防衛論だというふうに、安保条約を見る限りはこれは分けて考えられない問題であると思います。これは日本政府はよく認識していなきゃならぬと思うんですが、どう思われますか。

宇都宮徳馬

1982-04-13 第96回国会 参議院 外務委員会 第5号

これはやっぱり安保条約の底を流れている基本的な精神であり、それはやはり日本憲法とかあるいは非核三原則というものと関連があると思うんですが、安保条約を考える場合に、一方的にただ乗りしているとかなんとかいう議論ばかりで、安保条約自身日本周辺における国連集団安全保障の強化というものを待望しているということは、いま日本の外交でほとんど忘れられているように思いますが、どうですか。

宇都宮徳馬

1981-05-14 第94回国会 参議院 外務委員会 第8号

それから安保条約自身についてでございますが、五条防衛のことが、日本が外部から侵略を受けたときのことが書いてあるわけでございますが、あれはまさに片務的でございまして、日本アメリカが攻められてもそれを救いに行く、助けるとか、そういうことはできないことはもうあの五条ではっきりしておるわけでございますので、これはその意味で片務的な条約と申し上げたのでございます。それも変わっておりません。  

伊東正義

1980-10-22 第93回国会 衆議院 外務委員会 第2号

何か安保体制が変わったのかというお話でございますが、安保条約自身の問題は、これは変えようとか変わったとかいう考え方は私は全然持ってない、いまの安保条約でやっていくべきだ、こう思うわけでございます。  ただ、国際的な環境が若干変わってきていることはございます。一つは、アメリカ先生おっしゃいましたように昔よりも力が弱くなったということは、私は否定できない事実だろうと思うのでございます。

伊東正義

1978-10-18 第85回国会 衆議院 内閣委員会 第3号

つまり、安保条約自身のいろいろな評価は別として、防衛協力小委員会の結論の出し方によっては、性格に大きな影響、変化を及ぼす可能性というのはあると私は思うのです。だから、その点をちょっと聞いておきたかったのですが、問題はガイドラインというものを共通のものにしていく、あるいは武器、弾薬の規格を統一させていくとか、あるいは通信、指令系統というものをできるだけ同一編成にしていくということだろうと思うのです。

岩垂寿喜男

1976-05-13 第77回国会 参議院 外務委員会 第5号

が、他方で、羽生委員の言われましたように、世界核兵器というものがいやしくも何がしか残る限り安保条約というものは維持していかなければならないかということになりますと、安保条約自身に、国連による平和維持体制が全く成った場合にはということも記されておりますし、核兵器がいやしくも残る限りはというふうに考えますよりは、このような条約がありませんでも、いわゆる抑止力というものが存在しませんでもわが国攻撃

宮澤喜一

1975-06-10 第75回国会 衆議院 予算委員会 第24号

つまり私は、改善面でいまの問題は相当に解消され得るから、できることから力いっぱいやりなさいよ、そしてその上に立って、なおわれわれに大変な不満が残るならば、安保条約自身条約改正問題、あるいは他の安全保障の問題も論議しなければならぬと思う。しかしながら、いま私は、あなたと同じ共通の土俵に立って問題を充実しようとしている。

佐々木良作

1972-05-18 第68回国会 参議院 内閣委員会 第12号

それからもう一つは、ただいまのようなお話がございますが、どうも両国首脳者が約束をし、さらにまたそれをトレースして外務大臣に対して書簡がくると、こういう状態でなお疑うという——どうもそういうならば、これは同盟あるいは安保条約自身を結ぶ価値のない国だと、かような判断になるわけでございまして、私はどうも共産党の方も疑いもいいかげんにされたらどうかと思います。

佐藤榮作

1971-12-08 第67回国会 参議院 沖縄返還協定特別委員会 第2号

しかし国内においては、私どもの感じたようではなく、わが国安保条約自身これについて疑問を持っておられる各政党がありますから、自衛隊そのものについても反対の方もあるだろうと思いますが、そういう状況下においてなかなか国論の一致はできなかった。いま渋谷君の言われるとおりの経過をたどっております。

佐藤榮作