1981-10-15 第95回国会 参議院 外務委員会 第2号
○立木洋君 これはそういう意味で、私は韓国の場合に、安保とりで論にはくみしないということを強調されておるにもかかわらず、こういう他に例を見ない文言が挿入されたということの意味をどう解釈したらいいのかということが、そこのところもう一つ、真意をはかりかねる点があるんですよ。
○立木洋君 これはそういう意味で、私は韓国の場合に、安保とりで論にはくみしないということを強調されておるにもかかわらず、こういう他に例を見ない文言が挿入されたということの意味をどう解釈したらいいのかということが、そこのところもう一つ、真意をはかりかねる点があるんですよ。
○立木洋君 この点で再々大臣が言われておりましたように、安保とりで論については賛成しないんだという立場を強く主張されておったわけですね。だけれど、いままでそういうほかの国といろいろ共同文書を発表される場合に、外国の防衛努力をどういう形にしろ評価するという文言が挿入された共同文書はあったでしょうか、アメリカは別ですよ。
これはその、安保とりで論だけではなくて、さらにもう一つは、六五年の日韓条約に反対した若い人たちがいまの世代であって、そしてその世代はあのときに反対した、いま新しい日韓関係をつくるというなら、新たに賠償を要求するのと同じだという考え方ですね。あのときの、有償、無償五億ドルでしたかね、あんなのはもう話にならないという考え方が韓国内の人たちにあるというふうに聞いておりますね。
そこで、これは再三にわたって確認されているところでありますが、安保とりで論とか、防衛がらみ援助論には立たないということは明確にしてあるわけですね。