1996-03-01 第136回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
○政府委員(岩崎忠夫君) 雲仙・普賢岳の噴火災害に係ります防災集団移転促進事業につきましては、ただいま先生御指摘ございましたように、島原市の安中地区に係る集団移転促進事業計画は平成五年、それから深江町に係る集団移転促進事業計画は平成六年の十月にそれぞれ計画承認しておりまして、現在、着実に事業が実施されまして、いずれも今年度中に事業が終了する、そういう見込みになっているわけであります。
○政府委員(岩崎忠夫君) 雲仙・普賢岳の噴火災害に係ります防災集団移転促進事業につきましては、ただいま先生御指摘ございましたように、島原市の安中地区に係る集団移転促進事業計画は平成五年、それから深江町に係る集団移転促進事業計画は平成六年の十月にそれぞれ計画承認しておりまして、現在、着実に事業が実施されまして、いずれも今年度中に事業が終了する、そういう見込みになっているわけであります。
私、皆さんも行かれたかもしれませんけれども、安中地区という、水無川の周辺ですね、こういったところにはもう二階の屋根裏だけが出ているような、それぐらい土砂が全部埋まっているんです。今でも埋まっている。私は、ここを一つの記念にとっておいたらどうかと。
養鶏場を経営していたMという人の事例でございますが、M氏の家屋及び鶏舎のある安中地区仁田町全体が警戒区域とされたのでございますが、この警戒区域の指定が平成三年六月七日になされました。その後、警戒区域の解除がなされるまでの間、M氏の家屋とか農業施設は一切火砕流ないしは土石流による被害は受けなかったわけでございます。これは幸いに受けなかったわけでございます。
○政府委員(秋本敏文君) 防災集団移転促進事業についてでございますけれども、島原市安中地区につきましては平成五年八月三十日付で計画の承認をいたしておりまして、この計画に基づきまして地元では事業を進めてきているところでございます。
○説明員(大久保駿君) 先生御指摘のとおり、地元の島原市とそれからあの三角地帯、安中地区と申しますが、安中地区三角地帯かさ上げ推進協議会というのができまして、この区域のかさ上げ、地上げの要求が去る七月二十日に出されております。
この雲仙岳噴火災害に伴います集団移転促進事業につきましては、水無川流域の砂防事業区域に係る島原市安中地区の事業計画につきまして、本日国に承認申請が出されました。これを受けまして、私どもとしてはできるだけ早期に関係の省庁とも協議をしまして、措置をしていきたいというふうに考えております。
○松谷蒼一郎君 次に、鉄道関係についての質問でございますが、これはもう既に御質問はございましたが、御存じのように島原半島の重要な交通手段であります島原鉄道が土石流によりまして大きな被害を受け、現在安中地区で不通となっております。緊急に大きな助成ができないものかどうか、運輸省の方ですか、お答え願います。
一番地元中の地元である安中地区町内会連絡協議会が行った土石流対策に関するアンケート、これでは、今回の計画では恒久的な土石流対策は不十分じゃないか、こういうふうに答えた住民が七三・五%に上る、導流堤よりも安全性が高いとして流路工の建設を求める声が数多く寄せられているということですね。
警戒区域の指定によって安中地区に立入が禁止されてから、私達が丹精込めて育ててきた農作物は死滅し、愛情を注いで飼育してきた牛や豚や鶏は、餌をやる主人を探し求めながら餓死してしまいました。警戒区域で餓死した牛や豚や鶏は、火砕流や土石流で死滅したわけではなく、警戒区域の指定によって蛇が生殺しにあうように飢えながら死んでいったのです。
○馬場富君 次に、これは安中の公害等はカドミ公害でございますので、どうしてもやはり土壌汚染の問題が起きてくるわけでございますが、安中地区の土壌汚染防止対策地域の指定状況と現在までの復元事業の実績等について御説明願いたいと思います。
この中で、特に群馬県の安中地区、この表で言いますと碓氷川、柳瀬川流域となっております。しかし、この安中地区は、碓氷川、柳瀬川流域というよりも、むしろ大気汚染地域としての研究がなされたようにこの報告書にはなっております。この大気汚染地域におけるお米のカドミウムの分析、この報告書で言いますと二九ページであります。
○小平芳平君 それから、安中地区ではすでに土壌汚染防止法による客土といいますか、土壌の入れかえ作業が始まっておりますが、一PPM以内は安全だ、厚生省は食品衛生上安全だと、これ以上に何ら答えられないでしょうが、たとえば〇・九とか〇・七というようなお米が、これは先ほど来環境庁が御答弁なさっているように、保有米は〇・九〇という分析数値がいま出た、しかし今度やったら一PPMを越すかもしれなければ、〇・九〇より
私もそういうことは全くしろうとでわかりかねるのですが、小林教授は具体的に、こうした安中地区で実験をなさったという報告であります。いま局長が答弁されるように安くて簡単にできる方法だというならば、環境庁が直接やるとか、農林省とか県とか、そういう公の機関が研究に取り組もうというようなことは考えられませんか。
そうしまして、昭和四十二年度は、実はこの研究班の全精力をイタイイタイ病発生の神通川流域におけるカドミウム発生源の追及に全力を注ぎましたので、この両地区についての調査は四十二年度は行なわれておりませんが、四十三年五月の厚生省見解が出ますのに対応しまして、いよいよ対馬と、それから宮城県並びに後に安中地区も加わりましたが、これらの地区の本格的な調査を開始したわけでございます。
おっしゃるとおり、安中地区の麦のカドミウムの含量につきましてはなかり詳細なデータはわかっております。しかしながら、全国的に基準を設けるという必要もございますし、またいろいろと付随いたしまして、たとえば食習慣あるいは外国の麦を直接日本で測定いたしました場合の含有量等、現在いろいろと手分けいたしまして、御指摘の必要な資料の収集並びに足らない調査を続行しているところでございます。
次に、安中地区におけるカドミウム汚染について申しあげます。 まず、東邦亜鉛の製錬工場について五億八千八百万円を投じて実施したといわれるばいじん、硫黄酸化物の除去施設及び排水処理施設の改良部分を中心に視察いたしました。
そこで私は、こちらのほうを問題にしたいと思うのですが、古寺さんも指摘をされましたけれども、とにかくここには「四十六年二月四日付朝日新聞朝刊等で報道された安中地区に長年居住し、二月一日死亡した小川シナさん(七十九歳)の解剖所見を実施した群馬大学医学部から入手することとする」と、こう書いてあるわけです。
○曾根田政府委員 実は社会労働委員会におきまして、安中地区の視察後、本問題について委員会が開かれたことがございまして、そのとき近々鑑別診断班の会議が開かれるようであるけれども、それまでに中村さんの件について明確なといいますか、ある程度具体的な見解が得られるのかどうかというお尋ねがございました。
○古寺委員 第四番目の「群馬大学医学部で解剖中の安中地区住民小川シナさんおよび白石下子さんの解剖所見を群馬大学医学部から入手することとする。」これはどうなっていますか。
昭和四十六年二月四日、安中地区に長年居住している小川さんという方が死亡されたということが朝日新聞に報道されましたが、おなくなりになったのは二月一日のようでございますが、この解剖所見を群馬大学医学部から入手すること。最終的には厚生省のカドミウム中毒鑑別診断研究班で総合検討してもらうこと。以下七項は、安中、高崎の要観察地域の住民の検診についてさらに進める。こういうことがあるわけでございます。
○山口(鶴)委員 そこで、小林先生にお尋ねしたいと思うのですが、この中村登子さんの体内に異常に高いカドミウム、また異常に高い亜鉛も検出をされたわけでありますけれども、カドミウムは融点、沸点ともに非常に低い金属でありますが、このカドミウムが、小林先生の言われましたように、一つはこの安中地区、要観察地域に中村さんお住まいだったわけでありますから、当然水や食物からこの体内に摂取されるということは考えられます
○政府委員(曾根田郁夫君) 先ほどお答えいたしましたように、先回の鑑別診断班の会議には、安中地区の指曲がり病に関するデータが全部出そろっていませんでしたので、次回、つまり四月末日に予想される鑑別診断班の会議において安中地区の指曲がり病に関する検診結果についても検討いたすことになっております。私どもとしましては、その鑑別診断班の検討の結論に基づいて善処いたしたいと考えております。
農林省さんからこの問題についてもう一度伺いたいのでございますが、いま通産省さんのほうからそういうことばがあったわけでございますが、土壌改良の問題、それからそれに対する対策、それから地元の方々の御了解も含みましたものができるということがすべて前提になっておりますが、先ほども質問にございましたが、農林省さんとしてはこの方法、たとえば土壌汚染防止法ですか、この施行はこれからでございますが、見通しとして安中地区土壌改良
それから、安中地区の検診のお尋ねでございますが、安中地区につきましては、前々から地域汚染が指摘されておりましたために、この神通川地域における公害病認定を機といたしまして、四十三年度から健康調査を行なっております。四十三年度は九百九十五名の方が検診を受けられました。
○曾根田政府委員 指曲がり病につきましては、当初安中地区でそういうことが言われたわけでございますけれども、その後福島県の磐梯地方等においても指曲がり病の発生が指摘されまして、先般福島の磐梯地区につきましては鑑別診断の会議で、十一名でございましたか、そのデータが参って、診断の結果、これは他の病名、関節リューマチとかそういうことで、指曲がりではないという一応の判定を得ております。
したがって、一がいに同じ方程式でもって計算するというのはなかなか困難でございますし、それから安中地区以外にも、東京周辺、あるいは先般成瀬先生から御質問がございました冨山県のほうの汚染地区の問題、それぞれいろいろの形において、補償金、あるいは見舞い金、いろいろな形のものが出ておりますので、それぞれその地区ごとにどうした考え方で補償金、あるいは見舞い金、あるいは収穫を補てんするもの、あるいは現物で交換をするものと
ところが、問題のこの安中地区の対象地域、後閑というのは、本年の産米の調査によって、玄米中にカドミウムが〇・八八PPM、〇・六二PPM、こういった異常に高い汚染米が発見をされています。もちろん一PPM以下ではありますけれども、〇・四PPMをこえる、しかも〇・八八ですから一PPMにきわめて近い、こういう汚染米が発見をされています。こういうところを対象地区にとって、幾ら調査したってだめじゃありませんか。