1951-11-29 第12回国会 参議院 予算委員会 第24号
これは我々が長年新国会以來守つて來た原則ですから、どうかこれは覆さないようにして頂きたいという希望を述べて退席いたします。
これは我々が長年新国会以來守つて來た原則ですから、どうかこれは覆さないようにして頂きたいという希望を述べて退席いたします。
今まで随分苦労して守つて來た原則でありますから、この際も是非守りたい。ただ守ることによつて、一般給与の基本給の不足が生じてどうにもならんというなら、これは止むを得ないから、原則を破るような非常措置も講じなければならんけれども、今大蔵省当局から話を聞いている程度のことなら、何とでもなると思う。この際原則を尊重する建前をとつて頂きたいと私は思います。
六月十三日に、わざわざ当委員会の東北班から現地まで足を運んでいただいて、私がその案内をした責任上もありまして、その後私も現地に足を運んで意向を聞きましたが、今回この席上で御答弁をいただいた範囲の知識すらもないということと、これは私は秘密的に——悪意であつたか故意であつたかどうかはともかくといたしまして、当局は水歿地帶に対する関係としては、非常に秘密主義を守つて來たきらいがあると思う。
それは本件が扱われる場合に、ぜひ委員諸君はもちろん、委員長に聞いておいていただきたいのでありますが、考査特別委員会の理事会は、取扱う事件をできるだけ外部に発表しないというだけではなくて、お互いの間では嚴密に紳士協約に基いて、委員会にかけるまでは秘密を守つて來たはずであります。それにもかかわらず本件につきましては、種々新聞報道がされている事実があるのであります。
(「その通りだ」と呼ぶ者あり)ただ私は最後に、この私の趣旨弁明を結ぶに当りまして、過去の慣例あらゆるものを調査いたしました結果、野党側の共産党、社会党の同僚議員の諸君は、憲法、國会法、参議院規則を嚴格に守つて來た。何一つこの三つの法規と規律に違反していないことを確信するのであります。
從つて私は第一回國会以來、果して憲法、國会法並びに参議院規則について守つて來たか、守つて來ないかというこの一身の弁明は極めて重要となつて参りました。そうして又私たちが暴力革命をやろうとするかしないかということにつきましても、この懲罰動議を決せられる上に極めて重要な問題を成しまするので、果して日本國憲法を踏みにじつた者は誰か。國会法を踏みにじり、参議院規則を無視して参つた者は誰であるか。
(拍手)我々は絶えず憲法を守り続けて來た、守つて來たということが、私の一身上の弁明をする方に極めて重要なる意義を持つておりますればこそ、このようなことを申上げるのであります。皆さんもよく辛抱して聞いて頂きたいと思う。(「辛抱できないよ」と呼ぶ者あり)我々は絶えず憲法を守り続けて來た。
この観察の中でミイラの問題がこの懇談会の中で問題になりまして、このミイラが果してあるのかどうか、非常に寺が今迄秘密主義を守つて來たので、或いはミイラなんかないのじやないか、傳説に過ぎないのじやないかということを言われているが、これはどうなんだというような質問があつたのであります。
これは御承知の通り、外部に洩らさないということで、我々はあくまでも洩らさないという懇談会の祕密を守つて來たのであります。政府は何か政略的に、懇談会の結論を利拂停止反対の方向に持つて行こうというような意図、これを政略的に使つておるのではないかという氣がいたしましたので御質問したのであります。そういう点愼重に取扱つて頂きたい。そういうように希望するわけであります。
そうして労働階級は今日まで忠実にこれを守つて來たのであります。然るに法の不備も若干認めまするが、意識的に労組法中最も重要な第十一條違反が資本家の手によつて行われておることは注目すべきであります。第十一條の、「使用者は労働者が労働組合の組合員たるの故を以てこれを解雇しその他これに対し不利益な取扱をなすことを得ず。
大藏省といたしましてはやはり予算を切詰め又給與の建前からかなり嚴格にいろいろな決定事項を忠実に守つて來たというところにあろうと思うのでございます。