1958-07-11 第29回国会 衆議院 外務委員会 第8号 二十六日午前四時ごろ突然がやがやという人声に宇良航海士が振り向いてみたら、百五十トンの無灯火の怪船が右舷後方から来て横づけし、自動小銃と拳銃を手に四名乗り移ってきたのであります。 第二星丸に乗り移った四名のうち名が自動小銃を、三名が拳銃を手に持ってブリッジ内に入り、操舵中の宇良航海士に突きつけ、直ちにラッダーを奪いとったのであります。 寺下喜佐雄