1969-04-16 第61回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会宇宙開発の基本問題に関する小委員会 第1号
それで当初は、ソ連はインタースプートニクという一つの地域的な宇宙通信利用組織を提案しておりました関係もありまして、この会議については自分の宣伝と申しますか、あるいは後進国と結んで会議の円滑な進行に、あるいはなかなかむずかしい点が出てくるんじゃないかという見通しもあったようでございますが、その点はきわめて協力的に、また非常に熱心に会議に参加しておりました。
それで当初は、ソ連はインタースプートニクという一つの地域的な宇宙通信利用組織を提案しておりました関係もありまして、この会議については自分の宣伝と申しますか、あるいは後進国と結んで会議の円滑な進行に、あるいはなかなかむずかしい点が出てくるんじゃないかという見通しもあったようでございますが、その点はきわめて協力的に、また非常に熱心に会議に参加しておりました。
同会議に臨むわが国の方針につきましては、目下、関係省庁と協議を進めておるところでございますが、基本的には、インテルサットは世界的基礎に立った、国際協力機構として秩序ある宇宙通信利用を促進することを目標とすべきであり、日本もこれにできる限り協力するとともに、あわせて組織内における日本の地位を強化し、またこれへの参加によって実益を収めるようつとめる態度で臨みたいと考えております。
同会議に臨むわが国の方針につきましては、目下、関係省庁と協議を進めているところでございますが、基本的には、インテルサットは世界的基礎に立った、国際協力機構として秩序ある宇宙通信利用を促進することを目標とすべきであり、日本もこれにできる限り協力するとともに、あわせて組織内における日本の地位を強化し、また、これへの参加によって実益をおさめるようつとめる態度で臨みたいと考えておる次第であります。
したがって、たまたま今回の宇宙通信利用の問題を契機としまして、電気通信関係の四者の技術的な協議会を持って、いろいろと当面の問題について研究の成果を持ち寄りながら意見の交換をし、さらに研さんも進めていくというあり方は、やはり一つの、これも制度的な考えからいいましても、有意義なことではあるまいか、かようなことをだんだん積み重ねていくうちに、またそこに一つの結論も得られるかもしれない、こう考えております。