1981-04-07 第94回国会 参議院 文教委員会 第5号
もう一つ最後に、宇宙航空研が分離して宇宙研が独立するということでございましたが、どういうわけでそのようになりましたか、お聞かせいただきたいと思います。
もう一つ最後に、宇宙航空研が分離して宇宙研が独立するということでございましたが、どういうわけでそのようになりましたか、お聞かせいただきたいと思います。
次の質問に移りますが、宇宙開発事業団は大体実用化の部門を担当する、東大の宇宙航空研は基礎研究の部門を担当する、こういう区分けになっているようでありますが、そのとおりでありますか。
○宇野国務大臣 この間も予算委員会で、北山先生から重大な問題として御提案がございましたので、私もこの目で確認しておこうと思いまして、一週間ばかり前に三鷹の宇宙航空研へ参りまして、現在STOLがどのように研究開発をされておるかということをこの目で確かめてまいりました。技術者関係は非常に熱意を持って、この新しい飛行機の開発にただいま鋭意努力中でございます。
しかしながら、両者の間で研究成果を交換したり、共同研究を実施いたしましたり、研究者の交流が行われるというのが実情でございまして、国全体の研究開発の進行という観点から見ますと、その特色をそれぞれ生かしながら協力連携して研究を進めるということが重要であり、具体的には、先ほど御指摘になりましたように、東京大学の宇宙航空研、それから気象庁の研究機関、あるいは郵政省の電波研究所などは、たとえば宇宙の研究あるいは
○高柳参考人 最初の、東京大学は国立大学全予算の十分の一を使っているではないかという点でございますが、計数上はそのとおりでございますが、宇宙航空研でロケットを上げたり海洋研で何かかなりりっぱな船を持ったり、そういうことが全部入っておりますので、個々の部局といたしましては毎年少額の予算で苦しんでいるような次第でございます。
宇宙航空研にもあります。生産技術研究所にもありますよ。だから私は、あなた方調査なすったなすったとおっしゃっていますけれども、やはりかゆいところに手の届くような、ほんとうに血の通った調査はなすっていない。まさに事務的、官僚的調査しかやらないんじゃないか。これでは私は学問の発展とかあるいは研究の発展なんというのはとても考えられないと思うのですよ。
○木田政府委員 東大の宇宙航空研でやっておりますいままでの観測ロケットの打ち上げ及び科学衛星の成果につきましては、いろいろの見方、御意見があろうかと思いますけれども、私どもといたしましては、世界で四番目になりましたけれども、ともかく人工衛星を打ち上げられるまでの技術開発というものを昭和三十年以来東大の宇宙航空研究所で続けてまいりまして、そして最初は小さなおもちゃのようなペンシルから始まってK型のカッパー
○宮地説明員 総合研究Aのほうでは——これは総合研究と申しますのは、たとえばある特定のAならAという大学の先生だけといったような、いわゆる機関研究ではございませんで、いろいろな大学の先生方が集まって研究をする、そういったものですが、その辞退された一つは、研究の代表者は東大宇宙航空研の西村教授が申請では代表者になっておられます。グループは二十五名でございます。テーマは超高エネルギー物理でございます。
科学技術庁の要求しておりますのは六十九億五千六百二十四万円ですか、それから東大、通産省、工業技術院、運輸省、郵政省、電波研究所、建設省、国土地理院、こういうようになっていきますと、これらの文部省、それからいわゆる東大の宇宙航空研、科学技術庁の研究は別にいたしまして、他の省庁がねらっておるものは人工衛星ですね。
第三点は、今回御指摘をいただきましたことは、単に東京大学宇宙航空研の問題というふうに限定しないで、研究開発がどんどん進んでまいりまするので、主といたしまして旧七帝大——七大学等におきましては、性質におきましてはほぼ同様な問題があるわけでございます。
そうしたところが、本部長みずから、宇宙航空研の所長みずから首が落ちておったことがわからなかった、こういうことなんです。二号機も三号機も同じことをやっておられるわけなんです。それでなぜ人工衛星が飛ばせるというようなことが言えますか。ここが私は問題点だと思うのです。
東大の宇宙航空研の内部においてもそうであるし、また、科学技術庁の宇宙開発推進本部においてもそうである。これは非常にゆゆしい事態であって、たとえば東大における宇宙航空研究所のあのロケットの成果というものは、長年にわたる国民の税金を使った成果なのであって、一朝一夕にしてできるものではない。しかも、あれはチームワークの所産であって、一個人のアイデアとか一個人の力だけではないわけです。
「一方、剱木文相は閣議後の記者会見で「基礎研究であるかぎり東大宇宙航空研は、一元化体制ができた後も引きつづき独自にロケット打上げを実施する」と述べ、二階堂長官の「ロケットの打上げと管理を特殊法人で引き受ける」との発言と大きな食い違いをみせた。」と新聞に載っておるわけです。こういうあいまいなことでは、一元化も何もあったものじゃないわけなんです。だから新聞は、この問題を取り上げたのだと思います。
「基礎研究であるかぎり東大宇宙航空研は、一元化体制ができた後も引きつづき独自にロケット打上げを実施する」と述べておる。ここに、閣議での食い違いではありませんけれども、食い違いを呼んでおるわけであります。前段のほうは、長官が言われたことですから、これは間違いがないでしょうね。後段について、こういうようなことを言っておられるのですが、これは文部大臣がおいでになってからお聞きいたします。
それを昨年の九月、そして十二月−今回の四月の分はいいとしましても、それだけたっておるのですから、東大の宇宙航空研の中にそれがあるはずです。出ておらなかったら、その失敗ということをさほど大きく考えておられないのじゃないかと私は思うのです。