1978-03-29 第84回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第6号
特に国連の宇宙平和利用条約の中では核兵器を搭載することは禁じられておるけれども、原子炉については何ら触れられておらないということから、そういう報告をする必要もないかもしれませんけれども、実際は原子炉衛星そのものが軍事的目的に使われるのではないかということになれば、墜落した場合、単なる放射能の問題もありますけれども、やはりわれわれはもし戦争でも起きた場合に大変なことになりはせぬかということを恐れるわけです
特に国連の宇宙平和利用条約の中では核兵器を搭載することは禁じられておるけれども、原子炉については何ら触れられておらないということから、そういう報告をする必要もないかもしれませんけれども、実際は原子炉衛星そのものが軍事的目的に使われるのではないかということになれば、墜落した場合、単なる放射能の問題もありますけれども、やはりわれわれはもし戦争でも起きた場合に大変なことになりはせぬかということを恐れるわけです
○森元治郎君 それで核防条約、宇宙平和利用条約等はオール・ステーツに開放している。そういうようにしなければ、こういう東西対立で、東から西、西から東にいろいろ事件が多いわけでありますから、自由主義国の中だけでこれをやったら、あまりこれに引っかかりそうな事件の起こり方は少ないですね。
一方、こういう有用なものになりますと、いろいろ軍事的な利用というようなこともありまして、そのために、国連が、例の宇宙平和利用条約というものを、国際的な協約として結ぶようにしております。そういうものができたわけでございます。 それから、最近の、御存じのように、月へまで人間を送る、これがどういうふうな意味を持つか。いろいろ問題がございますが、そういうような時代になってきたわけでございます。