2002-05-21 第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
この研究開発衛星と申しますのは、衛星の本体あるいは搭載機器に、今申し上げましたように、大型展開アンテナの開発とか宇宙実証など、高度な技術開発要素を有しております。また、一品生産でありまして、大量に生産できる実用衛星と比べまして、こういうような点からも割高となる傾向にございます。
この研究開発衛星と申しますのは、衛星の本体あるいは搭載機器に、今申し上げましたように、大型展開アンテナの開発とか宇宙実証など、高度な技術開発要素を有しております。また、一品生産でありまして、大量に生産できる実用衛星と比べまして、こういうような点からも割高となる傾向にございます。
さて、ただいまの御質問でございますが、きく六号は、現在、楕円軌道を安定に周回しておるわけでございまして、バス系につきましての機能確認並びに新しい技術を開発しますための搭載機器につきましても、宇宙実証によって成果が得られつつございます。
○秋葉参考人 ただいまの件、非線形現象の予測、あるいはめったに起きない事象を予測するというのは大変困難なことでありますが、おっしゃるように、これは事前の実証と宇宙実証というのは有力な手段でございます。
ということは、結局、宇宙実験を例えば一回やってすぐ起こるというふうな理解はちょっとできない現象であったかと思いますので、今回の不具合につきましては、宇宙実証ですぐ見つかったとは考えられないというふうに私は考えております。