2005-07-21 第162回国会 参議院 国土交通委員会 第30号
○政府参考人(清治真人君) 国直轄のダムでは、治水単独の目的で既に完成したそういう流水型のダムというのはございませんが、富山県の宇奈月ダムというのがございますが、これは土砂の対策としまして、土砂を下流に流下させることのできるダムとして既に管理に入っているダムがございます。
○政府参考人(清治真人君) 国直轄のダムでは、治水単独の目的で既に完成したそういう流水型のダムというのはございませんが、富山県の宇奈月ダムというのがございますが、これは土砂の対策としまして、土砂を下流に流下させることのできるダムとして既に管理に入っているダムがございます。
○又市征治君 大変問題が起こっているわけですが、今年も七月になればこの関西電力は出し平ダムの、そしてまた国土交通省は宇奈月ダムをこれ連携して排砂をするわけです。両ダムの排砂を一緒にやりますと、これは訴訟のさなかにこういうことをまたやるということで、ますます事態を悪化させる、こういう状況が明らかなわけですね。ダムという手法が大変限界に来ている、排砂という後始末の難問も出てきている。
具体的な申入れとしましては、平成十三年七月に、黒部川宇奈月ダムに関する操作規則の策定について北陸地方整備局長から協議を受けた際に、排砂を行うに当たっては、今後とも関係機関等の意見を十分踏まえつつ、漁業への支障がないように特段の配慮をお願いする旨の申入れを行っております。 それから、二つ目のお尋ねでございます。
そういう格好で来ておって、今訴訟中という格好になっているわけですが、時間がなくなりましたから簡潔にいたしますが、一千七百四十億円も掛けてこの宇奈月ダムというものを造りましたけれども、始めの当初の目的であった、一つは利水です、それからもう一つは洪水調整です、もう一つは発電ですと、こう言っておる。利水、やっていないんでしょう。発電はごくわずか。
国土交通省といたしましては、その後ずっと時間がたっておりますが、平成十年度から毎年、その前に、平成十三年からは宇奈月ダムというものが完成したわけでございます。
私の出身の富山県の黒部川宇奈月ダム及び出し平ダムの排砂について、昨年六月に地元漁業者から富山県公害審査会に提訴をされて、国土交通省は関西電力と並んで調停の場に出たわけですが、国はこれを拒否をした。なぜこれは拒否されたのか、伺いたいと思います。
それも、諫早湾干拓事業とか、あるいは出し平ダム、宇奈月ダム、こうしたいずれも役所や公営企業の事業によって被害を受けているということなんですが、これは大きな矛盾があるわけですよね。 こうしたことに関して、水産庁はこれまで一体何をしてきたのか。つまり、漁民や水産資源保護の観点から、省内あるいは他省庁に対してどのような働き掛けを行ってきているんですか。
また、二〇〇一年には国土交通省による宇奈月ダムというのができました。ダムができると底に砂がたまると。ただ砂がたまるだけじゃなくて、それはヘドロ化するわけですね。これでもってこの二つのダムには排砂ゲートという装置を付けたわけなんですね。 出し平ダムというのは一九九一年に排砂を開始しました。そうしますと、もう最初の排砂は河口沿岸で多大な漁業被害が出たわけなんですね。
これはたしかNHKのボランティアネットでございましょうか、そこで紹介された例でございますけれども、岩手県の湯田町でございますとか、あるいは富山県の宇奈月町でございますとか、こういったところへ出かけていって、学生さんたちが雪おろしを手伝っているというような例がございます。
特に水力発電は、出し平ダムと宇奈月を合わせて三年間で、もし火力発電でやったら甲子園一個分、つまり、火力発電に換算しますと甲子園球場一個を原油で埋めたぐらいの意味の、そのような価値のあるクリーンエネルギーでございまして、この公共性というのは大変重要なことだと思っています。
○竹村政府参考人 御質問の御心配でございますが、私ども、ことしの五月のいわゆる連絡協議会で御了解を得ただけではなくて、昨年、この排砂に反対している団体の方々と一緒に、現在、宇奈月ダムまたは出し平ダムにたまっている底質の調査を実施しまして、そのデータを確認し合ってございます。
現在、そのときの条件が、いわゆる出し平ダムで三百立方メートル、宇奈月ダムで五百立方メートルの出水があったときゲートをあけて排砂して、自然の状態で土砂を排砂しようという条件が、きのうからきょうにかけて出現しております。宇奈月ダムまたは出し平ダムで、その今言った数値の出水が、小出水が生じております。
有明海、諫早湾の干拓事業や環境の悪化、それにまつまでもないわけですけれども、例えば私がつい最近経験をした、富山湾、黒部川に出し平ダムと宇奈月ダムの連携排砂の問題がありました。ダムからたまった砂を、堆砂を一気に吐き出そうとしたところ、そのヘドロが黒部川から富山湾にかけて排出して、おかげで富山湾のヒラメの刺し網漁が全滅してしまうというようなことがあるわけです。これはダムと漁業者の問題。
私、例えば海にヘドロが堆積して、富山県の黒部川、それから富山湾の関係にすごく似ているなというふうに思うんですけれども、あそこは、出し平ダムというダムと宇奈月ダムの連携排砂が今言われていて、ダムから排砂を実験的にやろうとしていて、ヒラメ漁業が壊滅的な打撃を受けているところですけれども、どうもこの八代海、不知火海がその二の舞になるのではないか、そういう懸念があるわけで、その辺のことについて谷津大臣はどういうふうに
これは、出し平ダムそれから宇奈月ダムから、連携排砂ということで、堆積した砂を一気に川と海に排出するために、あっという間にヘドロの海になっていて、その漁師の方々とお話をしても、環境庁がもっと頑張ってほしかった、このヘドロを見てください、これが本当に日本の自然と言えるんでしょうかということを言われて、私は無念の思いで帰ってきたわけです。 非常に象徴的な公共事業で、長良川の河口堰の問題もあります。
このため、建設省では、黒部川の洪水被害軽減等を目的として宇奈月ダムの建設を進めまして、現在、試験湛水を行っているところでございますが、一方で、黒部川流域は日本でも有数の土砂生産地帯であることから、ダムの治水及び利水機能の確保、それから総合的な土砂管理のために、ダム貯水池に堆積する土砂を積極的に下流に流下させることが必要でありまして、宇奈月ダムの上流約七キロメートルにあります関西電力の出し平ダムと連携
宇奈月ダムは、そのような大水害から流域を守るために住民の熱望にこたえて建設されたものでありまして、黒部川の中流という建設地点からいたしましても、流域における最後のダムであると言ってもいいと思います。ダムそのものは既に建設が完了いたしまして、ダムの湖底で昨年、最初で最後の湖底コンサートというものを開きました。現在、試験湛水が開始をされております。
その落ち葉が年月がたつと腐食しまして有機物になって、下流に大変悪影響を及ぼすという一つの大きな学習を私どもいたしましたので、宇奈月ダムにおきましても、洪水のあるたびに毎年適切な量を下流に放流していきたいと考えております。
○竹村政府参考人 一九九五年に設置された宇奈月ダム事業審議委員会の目的は、宇奈月ダムの事業の目的や内容について審議することを目的としましてスタートいたしました。
○竹村政府参考人 建設省が現在施行しておりまして、ことしから運用が予定されております宇奈月ダムは、大変厳しい黒部川の洪水から下流部に広がっている扇状地の方々の生活を守るというのが大きな目的でございます。位置としては、関西電力の出し平ダムから下流七キロに位置しておりまして、出し平ダムが上流、宇奈月ダムが下流と、二つのダムが直列に設置しております。
今回のモデル流域に選びましたのも、例えば黒部川とか安倍川とか極めて典型的な川と申しますか、黒部川は上流が非常に急流の渓谷でございまして、その中に電力ダム、それから私どもの宇奈月ダム等のダムがあって、排砂ゲートというものをつくりながら土砂を海に流すという工夫をしている川でございます。また、安倍川といいますのは、上流に大谷崩れといいます非常に大きな崩れがございます。
下新川海岸の場合でありますと、十カ所の海岸にカメラが設置され、宇奈月ダムや黒部川とあわせてリアルタイムで、河川、海岸の情報が把握されております。このような災害情報を集中的に管理するシステムを市町村に開放するとともに、地域の情報化、例えば市町村が出資するケーブルテレビの回線として活用することも可能ではないかと考えますが、いかがでしょうか。
○青山政府委員 今お話ございましたように、黒部川全体の土砂の流出をどうスムーズにしていくのかというのが海岸とも非常に密接なかかわりがあるわけでございますが、この黒部川では、今、先生お話ございましたように、宇奈月ダムというダムが治水ダムとしては初めて、洪水調節するダムとしては初めて排砂ゲートを持つダムとして、ほぼ完成に近づいております。 またその上に、関西電力の出し平ダムがあるわけでございます。
○宮腰委員 先ほど黒四ダムのことを申し上げましたけれども、実はほとんどのダムが既に土砂で埋まっておりまして、今建設をしていただいております直轄宇奈月ダム、これが今度湛水開始になるわけであります。砂浜の保全につきましては、海岸事業だけでは目的を達成できないという時代になってまいりました。
いよいよ六月二十五日には選挙戦の火ぶたが切って落とされ、富山県境の町で集会があったときには、昨年の夏に、ラフなスタイルでみずから愛車を運転して、御母堂様と中谷先生と私を、地元の宇奈月温泉や立山の室堂へ案内してくださったときのことが思い出されました。
○国務大臣(池田行彦君) 先般もいろいろ御議論がございまして、宇奈月温泉にかかわる判例なんかも引用されながら御高説をお伺いしました。今回も借地借家法の規定の仕方、それからまた本来この問題は民事の問題としてやるべきじゃないかといったような御論議、私といたしましても傾聴してまいったところでございます。 ただ、法律的にはおっしゃるようなことも十分よくわかります。
○政府委員(山崎潮君) ただいまの点について、詳しくは宇奈月温泉事件を調べてはこなかったわけでございますけれども、温泉を引く利用権が他人の土地を通っているという事件だろうと思いますけれども、その撤去を求めるということで、その撤去が認められなかったというふうに承知をしております。
○佐藤道夫君 大学の法学部に籍を置いた人ならばすべて知っておることなんですけれども、当然の常識なんですが、宇奈月温泉事件というのが昭和十年に大審院の判例が出ておりますけれども、これまた簡単でいいですから事件の概要と大審院の結論、その理由を簡単に説明してもらえればと思います。
後者の法定計画作成済みの事業でありますが、計画作成から時間がたったので社会情勢等の変化に応じて議論しようというものが、北海道の沙流川総合開発事業、東北の小川原湖総合開発事業、黒部川の宇奈月ダム事業、それから中部地方に行きまして矢作川河口堰事業、中国地方に参りまして苫田ダム事業、九州に参りまして川辺川ダム事業、それから岐阜県に戻りますが徳山ダム事業、以上七事業でございます。
この両方が一緒になっている富山県の宇奈月国際会館などもあるわけでございます。 そこで、今回は民活法施行十年、そしてここで改正を行われるわけでございますけれども、考えてみますと、民活法というものは、本来我が国の経済構造改革に資する社会資本の整備について、民間事業者の事業施行能力と、それから民間が持っておられるところのノウハウを活用することを意図したものだと思うわけでございます。
それから、黒部峡谷鉄道本線宇奈月-樺平間は不通でございます。それから、宇奈月-笹平間は現在不通でございますが、八月六日には開通する見込みでございます。それから、笹平-棒平間につきましては、開通見込みが未定でございます。 道路関係につきまして、県管埋国道十五区間、地方道九十七区間で全面通行どめ、それから公社管理有料道路で二路線二区間が通行どめとなっております。