1974-02-05 第72回国会 衆議院 予算委員会 第12号
その日銀が、国債を次から次、一年たてば引き受けては通貨増発をやっていったんではだめではないかということで、宇佐美総裁にも私は当時警告している、だめになりますぞと。 私は、ドイツ人というのはたいへんえらいと思うのですよ。たとえば、私は「健全通貨」という本を見て非常に感心したのですが、学ばなければならぬことは金融マンとしてたいへんありますわ。
その日銀が、国債を次から次、一年たてば引き受けては通貨増発をやっていったんではだめではないかということで、宇佐美総裁にも私は当時警告している、だめになりますぞと。 私は、ドイツ人というのはたいへんえらいと思うのですよ。たとえば、私は「健全通貨」という本を見て非常に感心したのですが、学ばなければならぬことは金融マンとしてたいへんありますわ。
○堀委員 日銀の総裁、私は一昨年、予算委員会に宇佐美総裁にお越しいただいて、長期金利の弾力化についていろいろ論議をしたわけですが、幸いにして最近は少し金融緩慢になりまして、乖離の幅が狭くなってきております。たいへんけっこうだと私は思っております。私は、これから国際化時代を迎えるにあたって、少なくとも長期金利の問題ぐらいはどうしても早く自由化すべきだろうと思います。
ですから、何といいますか、そういうことでは非常に力があるわけですから、ゆるめればまたすぐ行き過ぎる可能性は十分にありますが、この前のときの引き締めは、ある意味では物価に非常に比重を置いた考え方で、予防的な引き締めということが、当時宇佐美総裁にお越しいただいたら御発言になったわけであります。
○堀委員 そこで、せっかくそこへお話がきましたから、これは私のかねての持論でありますけれども、そういうマーケットですね、私、昨年宇佐美総裁に御出席をいただいて、マーケットの弾力化問題、公社債弾力化問題を取り上げ、引き続き、ことしは十分ではないにしてもかなり弾力化ができたわけであります。
昨年もここへ宇佐美総裁にお越しいただいて、公社債市場の問題から関連をして、ともかく長期金利の弾力化をやりなさい、こう申し上げました。そのあくる日、宇佐美総裁は記者会見で、長期金利の改定をやりたいと私の発言を受けておっしゃいましたけれども、当時の大蔵省はあそこでやっておけば実はここまで過熱しなかったと思うのです。それをやらないで五十銭にとめたのは、これは実は残念ながら大蔵省です。
それから、宇佐美総裁もお見えになりましたから先を急ぎますが、予算の規模をたとえば七兆八千億ということがもうほとんどの新聞にずっと出ておりますね。
昨年のIMF総会で、日本銀行の宇佐美総裁も日本の総務代理として出資比率の適正化を要望しておりますので、いずれその実力にふさわしい出資比率が認められ、SDRの配分額もまた増加すると期待してもいいかと思います。 以上をもちまして私の話を終わらしていただきたいと思います。どうもありがとうございました。
最初に、総理が先般、生産性の向上で得た利益を一般消費者にも還元さすべきだとの趣旨で、日銀宇佐美総裁に対して、経営者に対し製品価格を下げるよう指導してほしいと望んだそうですね。これはもうどの新聞にもみんな出ております。そういう事実はございますか。
将来というのは、永久ととるか、あるいは宇佐美総裁のように、今後なおしばらくととるか、いろいろまちまちである。大体こういうことですね。やはり金というのが、アメリカのいろいろな発言でも一つ基礎になっていることは、いまや免れない。 そうすると、それを整理しますとこうなると思うのです。
○堀委員 宇佐美総裁には、全国銀行大会で、昭和四十一年の六月から四十三年の七月まで三回にわたって、実はごあいさつの中で、公社債市場問題と市場の機能といいますか、プライスメカニズムの問題について、きわめて詳細にお触れになって、それをもとにしてでなければ財政の健全な運営はできないということを、実はここでお述べになっておる。時間がありませんから読み上げませんけれども……。
○佐藤(觀)委員 久々に宇佐美総裁が来られまして、いろいろ尋ねたいことがたくさんございますが、よんどころない事情があるそうでありますから、時間の許す限りの質問をしたいと思います。 宇佐美さんは総裁になられてすでに満四年になられるそうでありますが、その間、非常に不安な金融界も大体順調に暮れまして、特に日銀の窓口規制がうまくいっておるということも、この点では宇佐美さんの力だと思うのであります。
先般、さような意味も携えて行ったのでありましょうが、日銀の宇佐美総裁も先般アムステルダムの会議に出席されました。きょうそのこともあわせてお聞きしたいと思ったのでございますが、その善後策につきまして、日銀はきょう午前十時半から政策委員会を開いておるようでございます。でございますから、その事情をくんで、また、日本のために重大と思いましたので、あえてこの委員会に御出席をお願いしませんでした。
この間マーチン議長の発言なども、かなり思い切った発言を実はしておられるのを私は新聞で拝見をしたわけでありますが、大臣、これらの現在の情勢及び宇佐美総裁が欧州から帰られたときの報告等をお聞きになって、この情勢をどういうふうにお感じになっておるか、最初にお聞きしておきたいと思います。
ただいま宇佐美日銀総裁が参考人として御出席になりましたので、宇佐美総裁から、最近における国際金融の情勢の変動の状況及びこれがわが国に及ぼす影響について、まず御意見をお述べいただきたいと存じます。宇佐美参考人。
さような次第で、いまのところは、先ほど宇佐美総裁のお話にもありましたように、これをどうしても設けなければならぬ積極的な理由というのはないのではないか、日本銀行はさように判断しているのではないか、私どもそういうふうに考えておる次第でございます。
宇佐美総裁には、御多忙中御出席いただきまして、有益なる御所見を承ることができましたことを、当委員会を代表いたしまして、厚く御礼申し上げます。 午前の委員会はこの程度にとどめ、午後は一時二十分に再開することとし、これにて暫時休憩することといたします。 午後零時四分休憩 —————・————— 午後一時三十五分開会
なお、宇佐美総裁の本委員会御出席のお約束の予定時間は正午までとなっておりますので、先ほど申し上げましたように、理事会で打ち合わせました質問者の時間はどうかお守りをいただきたいと思います。 それでは、質疑に入ります。
なお、宇佐美総裁には、御就任後、本日第二回目の本委員会に御出席をいただいたわけでございますが、本日は、まず当面の金融政策等に関する諸問題に関しまして、総裁としての御所見を承りたいと思います。 委員会の議事は、総裁から所信を承りまして、その後、先ほど申し上げました委員の順序によりまして質問に入るということにいたしたいと思います。 それでは、宇佐美総裁から御発言をお願いいたします。
○佐々木参考人 先ほど、山際前総裁が、証券不安解消についての緊急対策であるという御説明をされたこともあり、それから先般宇佐美総裁が、共同証券と保有組合の株式については、できるだけすみやかに処分して貸し出しの回収をはかる、こういう基本方針を本国会でお話になっておりまして、われわれとしても、さっきもちょっとお話がございましたが、外国にほとんど例のない措置をいたしておりますことについては、できるだけ早くそれを
については何ら具体的な問題がまだございませんけれども、私は、日本の資本市場が正常に発展をしていくためには、やはり権威のある証券会社ができて、少なくとも今日の金融機関と同様のレベルで国民の信頼を得るということなくしては、証券市場の発達も困難であるし、このことは、間接投資を直接投資へと誘導するのが非常にむずかしいと思っておりますのでこの免許制の問題の提起をしたわけでありますが、その点では、この間も日銀の宇佐美総裁
だから、この点についてはこの前、宇佐美総裁にお越しいただいたときも確認をいたしたのですけれども、やはりできるだけ早く、しかし時宜に適して処置をするということにしていただかないと、私はこれは非常に禍根を残す問題になりはしないかという感じがいたしますけれども、その点はいかがですか。
わが国の消費者物価の上昇にもようやく転機が訪れつつあるというふうに判断するわけでございまして、きのうも日銀の宇佐美総裁も、物価上昇のテンポは鈍りつつある、鈍ってきておる、こういう御見解を述べられておるわけであります。最近の物価論争は、かえって、何か上がるんだ、上がるんだという声ばかり多くて、物価上昇のムードをつくっておるようなものだというふうな感じさえするわけでございます。
○国務大臣(藤山愛一郎君) 将来においては、私もいまお話しのような点で二%以上だったら——むろんアメリカの場合、一%半ぐらいからもうクリーピングインフレーションになりはしないかということをいっておるのですが、ただ日本の場合におきまして、おそらく先ほど宇佐美総裁も言われましたけれども、賃金の平準化という問題はまだある程度当分続いていかなければならぬ状態になるのじゃないかと思います。