2011-01-27 第177回国会 衆議院 本会議 第3号
まず第一に、宅幼老所の整備について御質問をいただきました。 高齢者、児童などが、ともに家庭的な雰囲気の中で、個々のニーズに応じたサービスを受けることができる宅幼老所と呼ばれる取り組みを、長野県、これは田中さんが知事をやっておられた県でありますから、この県などが実施しておられると承知をしております。
まず第一に、宅幼老所の整備について御質問をいただきました。 高齢者、児童などが、ともに家庭的な雰囲気の中で、個々のニーズに応じたサービスを受けることができる宅幼老所と呼ばれる取り組みを、長野県、これは田中さんが知事をやっておられた県でありますから、この県などが実施しておられると承知をしております。
知事時代、商店街のしもた屋、集落の空き家を改修してデイサービスを行う宅老所に保育士を配置し、ゼロ歳児からの待機児童も預かる宅幼老所を、県単独事業で三百カ所余り開設しました。 自宅の宅、幼児の幼、老人の老、場所の所と記して、保育と介護を行う宅幼老所。一つ屋根のもとに老いも若きも集い、元気のもとを分かち合う、これぞ、幼保一元化ならぬ、新しき老保一体化。世代分断型でない福祉のあり方です。
平成十四年、長野県では宅幼老所支援事業というものが誕生いたしました。それをいただいて、こちらも民家を改修し、今度は在宅に暮らしていらっしゃる認知症の方たちが通所、宿泊、訪問の多機能なサービスを受けられる資源を、こちらも小学校区に一つずつ整備してまいりました。 こちらが一つの小学校区にある宅幼老所でございます。定員は十二名、緊急宿泊や通所。