1947-08-28 第1回国会 衆議院 文教委員会 第7号
○田中松月君 師範學校、高等師範學校、文理科大學その他の教員養成機關で、宗教に關する學科目または講座を設けられますようお願い申し上げます。その理由につきましては、今さら私が申し上げるまでもなく、文教の面に明るい皆様には、十分おわかりのことで、あらためてここで説明申し上げることは、まるで釈迦に説法するような気がいたしますが、しかしこのお願いを、紹介議員といたしまして簡単に説明を申し上げます。
○田中松月君 師範學校、高等師範學校、文理科大學その他の教員養成機關で、宗教に關する學科目または講座を設けられますようお願い申し上げます。その理由につきましては、今さら私が申し上げるまでもなく、文教の面に明るい皆様には、十分おわかりのことで、あらためてここで説明申し上げることは、まるで釈迦に説法するような気がいたしますが、しかしこのお願いを、紹介議員といたしまして簡単に説明を申し上げます。
○小委員外委員(高良とみ君) 折角皆さんがいろいろ御討議になつたあとで大變恐縮でありますが、今の學制改革の制度と、それから學科目の行き方がどういうふうに進んでおるかということを考慮いたしますと、私の了解する程度ではまだ最後的決定はないようでありますが、關係方面とも御相談になつて、各私立及び公立の學校、即ち專門學校が一般教養科目の一つとして宗教學科というものを入れておるのであります。
なお新たに今豫算要求中でありますが、教材等調査委員會を設けまして、各學科目ことになるべく實際その研究しておられる地方における教員の方々の御意向を反映して、今後の學習指導要領なり、教科書編纂の資料にいたしたい、かような考えで目下そういう委員會を運営中でございます。 それから一面教科書局におきましては、國語の問題を取扱つております。
○河野正夫君 重ねて發言して甚だ申譯ないのですが、梅原先生のお話で、成る程請願書を讀んで見ますると、宗教に關する學科目、又は講座の設置の請願でございますけれども、その理由といたしましては當然宗教心の啓培乃至は宗教に對する關心の高揚というようなことが中心になつておるようでありまして、結局宗教的情操教育ということが、師範教育などにおいて何らかの形で設けられなければならんという御主張になるのじやないかと思
○高良とみ君 私の理由は人數が少いとか、人數の點ではなく、この宗教を文教の中に學科目として採り入れることは、教育の根本の問題でありまして、これは非常に重要であると同時に、憲法の、或は教育基本法にも非常なデリケートな問題として現われておることでありますし、又教育の歴史の上から見ましても、宗教と教育の分離、或いはこれを將來もつと活かして行くということについて、殆ど世界がこのことを注目すると思うのでありますから