1948-06-10 第2回国会 参議院 通信委員会 第12号
尚これら養成機關におきましては、遞信事業の文化的意義と、從業員の學歴等を勘案し、單に技能的訓練に止まらず、一般普通数養學科についても、或る程度教授することの必要を認め、これをも併せ施し、以て従業員の素質、品位の向上に努めて來た次第であります。
尚これら養成機關におきましては、遞信事業の文化的意義と、從業員の學歴等を勘案し、單に技能的訓練に止まらず、一般普通数養學科についても、或る程度教授することの必要を認め、これをも併せ施し、以て従業員の素質、品位の向上に努めて來た次第であります。
○松野喜内君 私はこういうのは國民擧つての動向をどの方向へ向けるかということについて重點を置かなければならんと考えますから、從つて歴史的にも或いは子供の日とか、いろいろ分類方法がありましようが、總理廳の調べのところにも體育祭とか、文化祭というのが出て來ますが、私の特に強調し、國民をその方に向けなけれどならんといつて一番力を入れなければならんと思うのは、自然科學、科學の方面であります。
但し、右は後日、本人の希望によりて、自由に復學を許可するの他、通信、定期講習等の方法によつて、大學後期の學科單位を修了した者に對しては卒業の資格を與える。 4 教職的課程を含まぬ大學を卒業した者は、一定の教職的課程を履習した時に、教員の資格を與える。 5 教員養成を目的とする大學の設立者は國、都道府縣、市、財團法人の何れでもよいこととする。 6 檢定制度は之を存置する。
これにつきましてはここに解剖學、生理學、病理學というふうな學問の名前をあげてありますと、私どもただちに醫學生の教わります専門學科としてのものを考えるのでありますが、もちろんそれが本則ではありますが、しかしながらこれを習得いたします人が、醫師になるのではなく、醫療の補助者としての一つの業務に携るという點を考えますならば、その學なるものが、相當廣いと申しますか、そういうように解せられます。
それから學科の科目につきましては、これによつて盲人がその教育を受ける機會を失うようなものではなかろうかという御懸念のようでありますが、すでに現在の盲人教育機關におきましてもこれらの教科目を相當の程度りつぱにこなしております。この教科目があるがために盲人が不當のハンデイキヤツプを受けるというようなことは毛頭考えておりません。
それで試驗についてもこれは學科と技術の試驗と二つあるだろうと思いますが、むしろあんまの試驗は學科が主でないじやないか、これは衞生生理、その他さまざまな病理學も習うということが書いてありますけれども、これよりもあんまの今までやつてきた過去の關係から見ましても、そうした學理よりも技術的にもつと考えなければならぬじやないか、こういう點から見まして養成施設というものは各個のその許可を得た家が養成施設なんだということになりますれば
それから第二は、最近中等學校で社會學科というものができておるようでありまするが、しかし社會學科の重要性にもかかわらず、その指導の任に當つておりまする教師が、社會學の何ものであるかをまつたく辯えておらない。ただ一應その場を糊塗するために、新聞などを中心として思いつきの講義をしており、あるいは生徒に自由研究をさせておるという程度に過ぎないようであります。
こういう宗教を基盤として、ここに優れたる哲學、科學、藥術、法政、経済、これらを持つた新文化の綜合体によつて初めて平和は確保される。これが我々の言う一つの新道義でなければならない。
それから高等學校の専攻科と申しますのは、普通の高等學校の上にある特定の専門的な學科につきまして専修いたします者に對する課程でございまして、一般的な普通の大學の課程におけるような課程ではなく、ごく範囲が限られた問題についての修學をするように考えておるのでございます。
そうすると、學科以上に、人間價値として、このスポーツを取入れることは、文教上誠に考うべきことであります。或る學校におきましては、學科の方も共々に成績と並行して進めつつあることを聞いて、頼もしい限りと思いました。併しともすれば、選手が或いは無理が起り、過度に陥ることなしとしない場合がありますので、文教における體育方面としての考慮を要すべきことであると存じます。
内村さん長崎醫科大學には御承知のごとく官立の藥學科を編成しておりまするが、この文教委員會で關係しております請願の中にも、それは有力なる一つの運動として熊本醫大を中心とした綜合大學の計畫が今着々と進行中のようでありますが、そうした場合においては、官立熊本藥學專門學校に、綜合大學の計畫と全然別個に、先ず專門學校としての復活のみを企圖しての御請願でありますか、或いはその熊本綜合大學の中に包含さるべきものとしての
またそれに從いまして各教科内容、學科課程というようなものが決定を見たわけであります。それに基いて小學校、中學校、高等學校、全學校にわたり、全課目にわたつて、教科書編纂の方針を立ててまいりました。しかも一應學習指導要領というものを、全教科についてつくり、それに併せて各教科の教科書をつくることになりました。
またその資格につきましても、この人事院の職務使命に鑑みまして、相當積極的に資格要件を法律に掲げますとともに、公正忠實な運營を確保いたします見地から、三人の人事官同士の中に、同じ政黨に屬する人がないように、また同じ大學學部の學科等を卒業した人がそろわないようにという、こまかいとここまでも留意いたしまして、制度をつくつております。
しかもこの法律ではつきりうたつておりますように、いわゆる學科偏重という今までのいき方をすつかり改めて、實務本位でやることをうたつております。そういう關係からよほどこまかい規定がないと試驗の内容がきまらないということから、人事院規則に任しております。せいぜいそれくらいのところで、あとはやり方、形式、手續、そういうことであります。
今後教員養成機關をおつくりになるますならば、きわめて手輕いものでないように、さような根深いものが與えられるだけの學科の組織、あるいは教師の選擇、教授陣營というようなものを御選擇いただきたい。一人のりつぱなる信念をもつた正しい教師がおるがために、その學校の學風がきわめて敬虔なものになるという事例は、たくさんあるのであります。
○森戸國務大臣 これはそれ 師範教育課で大體決めることになるのでありますが、師範教育については、宗教的な基礎的なものの學科についての考慮は拂わるべきものであると私は考えております。
○柏原委員 先ほどの松原さんの、教育者が宗教哲學とか、あるいは宗教史のようなものを教育養成機關の學科の中に入れたらどうかという具體的な話に對しまして、大臣は深みのある、信念のある指導者を作る方面に大いに努方しようというお話を伺つたのでありますが、その意味の内容は、そういう師範教育の中に、宗教史とかあるいは宗教情操に關係したような學科を入れることに努力なさるのですか、それともただ深い人格者をつくる方面
○剣木説明員 宗教と教育の問題につきましては、戰前におきましては、學校教育學科課程の定めのあります學校におきましては、宗教教育は行うことができないという規定になつておりましたが、それに對しましてなお非常に疑義がありましたので、一面學校教育におきましては、宗教的情操教育の大事なことは申すまでもないのでありまして、それに關しまする通牒が出ておつたのであります。
○剣木説明員 私立學校におきましては、いかなる宗教でございましても、ある特定の宗教を普通の學科課程のほかにおきまして、教育しても差支えないことにいたしたのでございます。
○剣木説明員 新しい學科課程におきましては、たとえば社會科等におきまして、宗教に關する部面をやはり社會科の中におきまして相当習得する部面はあるわけでございますけれども、現在のところでは、宗教というものについて特別の學科をもつていないのでございます。
なお本案は人事院の公正中立を確立いたしますために、人事官同士の間に同じ政黨に屬する人でないように、あるいはまた人事官同士の間に同じ大學學部の同じ學科を卒業した者でないように、所要の制限を設けますとともに、人事官の身分を保障いたしまして、その退職の事由は法律をもつて列擧いたし、またその罷免の場合につきましては心身の故障、職務上の義務違背等の場合におきましては、内閣總理大臣の訴追に基く最高裁判所の彈劾裁判
勤勞青年の教育について申しますれば、先程文部省より御説明がありました通りでございましようけれども、できるだけ校舍その他は今新らしくできる新制高等學校を使うといたしましても、十分にこれを使用を伸ばして、ただに職業教育を目的とせずに、やはり將來の大多數の國民の八〇%を占める勤勞青年が、たとえ年限は五年かかり六年かかつても、眞面目に定時制で勉強いたしまして、そうして十人なり二十人なり集まつたところには規則的に學科
三、數學、理科等の教科書から始めて段々に科學方面の學科の書き物をローマ字書きに改めること。けだしローマ字を教えるだけで、これを使わないのは機關車を造つてレールを敷かないようなものですから……。以上の三項を實行されるように請願いたします。昭和二十二年八月。これが請願の内容ですが、請願者の一部調査によりますると、文部省の調査では、現在八九%の學校がローマ字教育の實行を希望しておるという現状だそうです。
大體の經歴を申し上げますと、東京府立第四中學、第一高等學校を經まして大正十四年に東京帝國大學法學部法律學科を卒業しております。官途につきまして茨城縣局を振出しに主として地方官を勤められておりますが、この間には歐米各國に出張もいたしております。いろいろ地方官吏として歴任しました後に、最後は靜岡縣知事でありまして、本年の三月八日に靜岡縣知事に就任しました。
外の學科との振り合がありますので、どの程度にそれを見ますか、或いは宗教學概論とか、或いは宗教史というようなものは人間的の一般的の教養の學科の中に入れることもできるかもしれません。その振り合というようなことも一應考えて、こういう全般の問題として一應考えて見なければならん。それともう一つの問題は、今文部省では大體大學の自治ということを十分重んじて行きたい。
○小委員外委員(小野光洋君) 只今日高局長のお話を伺い、又私共が考えて見て、宗教情操涵養に必要な學科を教員養成の諸學校に講座或いは學科課程として設けるということは、これは原則的には極めて必要なことで、ただそれを具體的にどういう種類の學科をどういうような方法で入れるかということに對しては、憲法第二十條の問題或いは學校教育法の問題等がありまして、それに牴觸しないような範圍で、宗教一般論の立場から、或いは
○小委員外委員(高良とみ君) 折角皆さんがいろいろ御討議になつたあとで大變恐縮でありますが、今の學制改革の制度と、それから學科目の行き方がどういうふうに進んでおるかということを考慮いたしますと、私の了解する程度ではまだ最後的決定はないようでありますが、關係方面とも御相談になつて、各私立及び公立の學校、即ち專門學校が一般教養科目の一つとして宗教學科というものを入れておるのであります。
政府は金澤醫科大學を根幹として、これに配するに第四高等學校を昇格し法文學部、高等師範學校を理學部、金澤工業專門學校を工學部にそれぞれ昇格し、縣立松任農學校を基盤として、水産學科を含む農學部を附設し、官立の北陸總合大學を設置せられんことを要望する。ということの要旨であるのであります。
これは師範教育の問題と關連しておりまして、師範教育は、先生を養成することを主たる目的とする學藝大學、それからもう一つは、普通の大學の教育の課程を終え、竝びに教育學科の修めた者に、みんな先生になつていただけるような形になると思いまするが、その學藝大學に、今日ある師範學校がみんななれるかどうかということが、ただいまの問題でありますが、これはまだ大學設置の基準の委員會等で、その基準をどこに設けるかということがはつきりきまつておりませんので
で晝はずつと學校に通つておるものと、夜間だけ、而もいろいろな場合がありますので、夜間だけやつたもの、或いは一年の中の或る時期だけ教育を受けたものを全然同一視するわけに行きませんので、その間に今のところでは大體學科の單位制というものを考えまして、その單位制によつて、兩校の間の共通地盤によつて連絡を取りまして、上の學校にも行ける途を考えようと思つております。
そうかといつて學科内容に特定の宗教に屬する人がそれを講義し、若しくはそれを強調するというようなことが、ややもすれば信教の自由を妨げるという危險がないとは考えられませんので、その點において普通の學科課程を外して志望者によつて組織されたような研究會とか、修養會、そういうような方面において宗教的修養をするとか、或いは信仰や、座談の話を聽くとか、そういうようなことはいたして差支ないし、又それはむしろ助長すべきではないかというふうに
定時制高等學校についてもいろいろ緩和規定を澤山作りまして、普通の高等學校に附設することもできれば、中學校に附設することもできるというように、できるだけ緩和規定を設けまして、それはむしろ學科の内容及び單位制度によつて標準的なものとの聯關をつけたいと思つております。