1948-06-15 第2回国会 参議院 予算委員会 第30号
只今の御説明によつて、大體の總理のお考えの點は分りましたが、この點については政府はよろしく一つ一反省せられて、國民の向學心又國民の資力ということをよく考えてやつて頂かんというと、とんでもない姑息な制度の中に日を送つて行くというようなことになつて、その結果國民の教養を高めるどころか、不良少年の養成所に變化して行くという虞れが多分にありまするから、私は敢てこの言を申すのであります。
只今の御説明によつて、大體の總理のお考えの點は分りましたが、この點については政府はよろしく一つ一反省せられて、國民の向學心又國民の資力ということをよく考えてやつて頂かんというと、とんでもない姑息な制度の中に日を送つて行くというようなことになつて、その結果國民の教養を高めるどころか、不良少年の養成所に變化して行くという虞れが多分にありまするから、私は敢てこの言を申すのであります。
しかしながら靜岡第二師範學校は非常に志望者が多いという點、このこどは學生の質がいいという點、あるいはまた殊にその附近の向學心が強いというようなこと、それと同時に、また靜岡縣の現下の初等教育に從事しておる教員の方々の人數が非常に足らないというようことも、併せて考えておるのでありまして、ぜひとも今後第二師範學校を學藝大學として昇格せしめて、そうして今後におけるところの中等學校の教員の養成機關にせしむる必要
そこでこの十六、七歳の青年前期にあつて、しかも勤勞農民の子弟として就學の困難な事情にあるところの彼等を振り返るときに、向學心が旺盛であつて、加えて農業に從事しようとしている者に、從來の修練農場の精神を活かして、實際自家の農業を助けながら、高等程度の農業技術と學力を實地に修業させることを本意としたい。こういう趣旨のもとにまず思い立たれたものであります。
夜間學校の生徒の九五%までは、御承知のごとく晝間においてそれぞれの職場において勤勞されており、いわゆる苦學力行の學生諸君でございまして、せめては夜間なりとも學校に學んで、將來のために學問を徹底的に勉強したいという向學の青少年でございますので、さような向學心に燃えて夜間學校にせつかく勉強しておる青少年にとつては、ただいまの段階におけるごとく、ほとんど連日のように彼らの勉學の時間でございまする六時ないし
それから今おつしやいました待遇だけでなく、眞に研究心、向學心に燃えてやつておられる人もあるというお話でございますが、これに對しては、そのまじめに國立病院で働ててくださるそうした崇高なる精神の人々に對しましては、私は心から敬意を表しておるのでございます。しかしながらこれらの人が何ら滿足させられないような状態におかれておる現在の施設を、そのままでは困ると思うのでございます。
なおしかしながらそのほかに若い醫者にとりましては、さような給與以外に若い人の研究心と申しますか、あるいは向學心と申しますか、さようなものを滿たすような施設、殊に研究施設あるいはそれを指導する院長、副院長の幹部等が十分でない。つまり指導者と研究の設備がないということが、若い人をひつけ得いということもあげられております。
○松本(七)委員 地方では勤労青年が非常に向學心に然えておりまして、青年學校を定時制高等學校に移すために、縣当局にも非常に運動しているというようなところもあるのですが、文部省の基準がまだきまらずに、縣当局としても返事ができないというので、勤労青年が非常に迷つているという状態です。この基準は、いつごろ指示できるお見込みですか。
自分は今日の風潮の墮落というものと共にしないで向學心に燃えておるけれども、さればといつて現在の高等學校なり大學に行つて自分が學べるとは思わない、同時に又自分たちの勉強する場所もない、多くの青年が結局墮落して行く、そういう重大問題がある。
但し職場に設けられた青年學校の出席率がよかつたということは、その學校が非常に優秀であるとか、或いは教育内容が非常に優れておるとか、言い換えると、職場に働く青年達にとつて本當に彼等の向學心を満たすに足るだけの施設内容を持つておるが故に出席率がよかつたとは言い難いのでありまして、これは輕率にはそう考えることはできない。
更に最近新生日本復興期待の聲高きに拘わらず、現實において食糧難、通學難、宿舎難等の惡條件は、熱心なる青年學徒の好學心を阻み、父兄の經濟的負擔を重からしめ、ために幾多優秀な學徒にして、その學業を中途にして廃止せざるを得ない程度の窮迫にまで追い込まれる者少なしとせず、誠に憂慮すべき事態が發生しておる。