2017-04-14 第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号
そこで、特に最近問題になると思っておりますのが、やはり新しい領域、学際領域と呼ばれるような新しい分野の研究領域がいっぱいふえているわけでございますが、そういったところは、往々にして、初期の段階は学会が存在していない、発表する場がない、そういった問題があります。
そこで、特に最近問題になると思っておりますのが、やはり新しい領域、学際領域と呼ばれるような新しい分野の研究領域がいっぱいふえているわけでございますが、そういったところは、往々にして、初期の段階は学会が存在していない、発表する場がない、そういった問題があります。
文部科学省といたしましては、学会の自主性、自律性を尊重しつつ、その活動を振興するため、学術情報の国際発信力強化に向けました取り組みやシンポジウム、学術講演会の開催などに対しまして、科学研究費助成事業によりまして支援を実施しているところでございまして、こうした取り組みによりまして、御指摘の新領域や学際領域に係る取り組みについても支援をしているところでございます。
では、いわゆる学際領域というんですかね、スーパーコンピューターを使ったような創薬研究、先生方の資料にもたしかあったと思うんですが、では、これは一体どっちなんだということになりますと、決めるのは法律上は総理ということになっておりまして、あるいは政治、あるいは内閣といってもいいんでしょうか、ということなんですが、ただ、これは間違える可能性というのも、十分か、多少か、ある程度か、形容詞は別にしてあるわけでございます
もちろん、そのときに、災害史の研究が必要でございますから、当時の歴史あるいは政治の状況をきちんと把握した上で、災害がどういうふうに起きたか、それを将来の防災、減災に役に立てるという研究で、人文・社会科学で、もちろん、現在の工学の知識をそこに融合させることは重要でございますので、理学、工学、人文・社会という学際領域の連携を進める必要があるというふうに考えております。
こういった中から、各大学におきまして自主的に幅広い観点から検討が行われまして、そして医学、理学、工学、農学等の学際領域での対応とかあるいは教育研究分野の幅の広がりなどのメリットがそれぞれ得られるんではないかと、こういったことから統合という動きになっていると、このように認識しておるところでございます。
十一人ほど減るということになりますが、こういったことに伴います予算につきましては、統合による学際領域分野の研究の推進ですとか、あるいは各キャンパス間における教育ネットワークシステムの経費などに活用するということにしておりまして、管理運営面のみならず、こういった幅広い教育研究面での発展といったようなことが大いに期待されるものと考えております。
誠に幅広く異なった専門領域の知的集団が形成されることによりまして、医薬、理工分野の融合による新分野の研究の展開とか、あるいは新たなる学際領域の開拓が可能となるわけでございまして、これによりまして大学院改革等も一層進んでいくんではないかと、このように期待しているところでございます。
具体的には、医学、農学、理学、工学等の分野の学際領域への展開、学問領域が拡大することによります専門科目等も含めた教養教育の充実と、多様な学問領域を有し、複合的な教育研究拠点となることによります地域貢献や社会貢献機能の強化と、更に重複しますポスト等を活用しまして、企画立案、産学連携、学生サービス等の担当部門を増強することによります経営マネジメントの強化などが図られておりまして、教育研究面、管理運営面において
○政府参考人(石川明君) 富山三大学の再編統合についてのメリット、それから地元への地域貢献というお尋ねでございますけれども、今回三大学が統合することによりまして、医薬理工融合による新たな学際領域の開拓ですとか、あるいは幅広く異なった専門領域の知的集団によります学際的な共同研究の推進、そして教育研究面のこうした充実によりまして地域産業との機能連携強化の一層の促進、そしてまた、管理運営基盤関係につきましては
具体的に申し上げれば、医薬、理工融合によります新たな学際領域の開拓、これは大学院改革等に関係するわけでございます。それから二つ目には、幅広く異なった専門領域の知的集団によります学際的な共同研究が推進をされる。そしてまた、例えば三つ目には、これらの教育研究面の充実によりまして、そういった充実を通じて地域産業との機能連携強化の一層の促進が図られる。
また、統合によりまして役員は削減をされるということになっておりますが、役員の削減に伴います予算につきましては、統合による学際領域分野の研究推進でありますとか、各キャンパス間におきます教育ネットワークシステム等の経費に活用したい、このように考えているところでございます。
○中山国務大臣 別に基準というようなものがあるわけじゃございませんで、これは各大学の枠にとらわれず、それぞれの大学の限られた人的、物的資源を有効に活用することによりまして、学際領域の新しい分野の開拓とかあるいはスケールメリットを生かした経営基盤の強化を図るなど、教育研究上のパワーアップを目指すものであるということでございます。
同時に、昨年三月まで二年間は、信州大学大学院医学研究科臓器移植細胞工学医科学専攻の教授も併任させていただきまして、いろいろとこの学際領域における学問の重要性、運営の重要性を痛感した者として、本日は、少しく時間をいただいて、お話ししたいと思います。一部分は時間の短縮のため書き置いた原稿を読ませていただき、大事なところはまた一部お話で申し上げたいと思います。
それによって、要するに発展しなきゃ意味がないわけでございますから、そういう点でこれからの統合の在り方については、学際領域への展開が可能であるかどうかという検討、それから地域の貢献、社会貢献の機能が更に強化されるであろうかどうか、あるいは教養教育が充実されるかどうか、それから教育研究基盤が更に強化されるであろうか、このような研究、教育研究上のメリットというものを考えて、各大学の実情に応じて検討していただくということが
医科大学と、特に地方医科大学と地方大学の統合についてはある程度今のことで、いわゆる学際領域の問題とか、あるいは教養部を一緒にするとか、それからメリット、デメリットを見比べますとそれなりに評価できないわけでもないわけでありますが、芸工大というのは正に芸術と工学の学際という意味で、ある意味では学際、学際というののフロンティアとして大変にいい試みだったと思うんです。
それから、学際領域の教育研究の充実を統合を生かして図っていくと、こういうことがございますが、筑波大学におきましては、図書館情報大学と両方の大学の教官が参画をいたしまして情報系の新しい分野といたしまして知的コミュニティ基盤研究センターと、こういうものを新設しまして、そこで教育研究分野の広がりを果たしているということがございます。
特に学際領域の研究、さらに教育研究基盤を強化するというような問題、それから教養教育をもっと充実するためには、合併して総合大学の方がいいだろうという流れの中で、今日の単科大学を一つの形で総合大学にしていくという方向が生まれてきたものであります。
それから、学際領域の教育研究の推進ということで、筑波大学におきましては情報系の新分野を新たに立ち上げることでございますとか、山梨地区の場合は医と工の連携によりまして、医用工学などの分野が最近注目を浴びているわけでございますけれども、そういう分野への取組を推進するということなどがございます。さらに、大学院教育でも、それぞれが連携しながら更に深い教育研究体制を組むということを予定してございます。
本部はもちろん静岡市にあるんですが、二つの学部を浜松市に置いておりまして、例えば浜松医科大学と統合すれば、工学技術の医療分野への応用とか、工学と医学の学際領域への対応とか、そういったことも考えられるという議論も行われているというのが現状であります。
じゃ、どういうふうにいいのかと申しますと、やはりメリットがなければ何にもならないんで、教養教育の充実、学際領域の教育研究の充実、教育研究支援体制の整備、教育研究基盤の強化などが挙げられ、統合後の教育研究の進展に応じて更なる統合メリットが生まれるものと思っております。
今御指摘のように、単科大学はずっと、むしろそれぞれの特色を生かしながら設置してきたではないかというお話でございまして、それはまことにそのとおりでございますが、今申しましたように、再編統合というのは大学数の削減自体を目的とするものではなくて、単科大学につきましても、分野の特色あるいは各大学の特徴等に応じて実情が異なっているものでございまして、学際領域への研究の展開、あるいは新分野の開拓、教養教育の充実
そして、どういう科目にしたらいいかということで随分いろいろな方の御意見を聞きましたが、やはりバイオテクノロジー、それから化学、物理、それからIT等を総合的に見た、学際領域の研究が二十一世紀の半ばから後半にかけては世界全体の学問の主流になるというふうに言われておりますので、その主流になる部分、日本はまだこの部分が必ずしも強くありませんが、その主流になる部分のテーマをねらって、沖縄にこういう世界最高水準
それで、今回申し上げましたのは、単科のメリット、デメリットいろいろあるわけでございますけれども、これからの大学のありようを考えましたときに、教育研究の高度化でございますとか、あるいは学際領域への積極的な展開でございますとか、さらには教育研究資源の重点的投資等々を図り得るように体制を整備することが必要ということの認識に立ったものでございまして、具体的には、個別の大学あるいは場合によっては自治体等の関係方面
そのような指摘がございまして、既に昭和五十年代に大講座制というものを取り入れまして、近いような講座を統合して、教授、助教授、助手の構成が固定的でないように、しかも学際領域の教育研究にも柔軟に対応できるような、そういう組織への転換が図られまして、かなり多くの大学でこのような制度を使うようになってまいっておりました。
それからもう一つは、学際領域の研究者が必要です。例えば、日本ではバイオインフォーマティストというんですが、情報処理の技術を持っているだけではだめで、生物学もわかっていなきゃいけないし、医学もわかっていなきゃいけない。でないと、大規模な情報の山の中から、薬になるところとかそういう正しいデータを掘り起こしていくことはできない。ですから、学際的な研究者とか技術者が必要になってきます。
各大学においては、このような基本的枠組みのもとで、例えば新たな学問分野や学際領域への対応ということも積極的に進むわけでございますし、あるいは学外との連携協力などについてもより適切な対応が可能になると考えるわけでございます。そういった取り組みは、それぞれの大学が置かれた社会的条件等を見ながら自主的に決めていくべき事柄でございます。
○吉田(茂)政府委員 大学共同利用機関のすぐれた研究機能を活用いたしまして、我が国の学術研究の国際化の進展と従来の学問分野の枠を超えた学際領域の分野など学術研究の新しい流れに対応しようということで、幅広い視野を持つ創造性豊かな研究者の養成ということを目的としております。
最近では、私どもといたしましても、境界領域あるいは複合領域など、いわゆる学際領域の教育、研究に対します需要が高まっておりますし、特に大学におきましては、学部における専門教育の上に、より高度な、より専門的な事項についての教育、研究を実施する必要から、従来の学部、学科の組織編制にこだわらないで、独自の組織により研究科、専攻を編制することも必要になってまいったわけでございます。
○政府委員(坂元弘直君) 東京工業大学の生命理工学部は、生命現象の総合的な解明と応用を目指す学際領域である生命理工学の教育研究を推進しようとするもので、その内容を最も適切にあらわす学部の名称としまして生命理工学部としたものでございます。
しかし、先端科学技術分野は学問の境界領域あるいは複合領域などいわゆる学際領域の教育研究の分野のものでありまして、その分野の需要が今日かなり高まってきているわけでございます。