1984-06-21 第101回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
その証拠に、「潮流」という囲みの中に、今回通産省で小長啓一さんが事務次官になったということ、東大出身者が占めてきたいすにかわってということは、これは同省の歴史始まって以来の大変な異色人事である、こうまで言われたのでは学歴偏重、学閥偏重だと言わざるを得ない。
その証拠に、「潮流」という囲みの中に、今回通産省で小長啓一さんが事務次官になったということ、東大出身者が占めてきたいすにかわってということは、これは同省の歴史始まって以来の大変な異色人事である、こうまで言われたのでは学歴偏重、学閥偏重だと言わざるを得ない。
政府委員 具体的な方法といたしましては、それぞれ能力のある者はその職場職場でおのずから実力がにじみ出るという形で出てまいるものでございますから、先刻任用局長から申し上げましたように、重要なポストすなわち課長級以上ということになりますと、その具体的な人選筆につきましては人事院の方に伺いを立てていたがいて、それを具体的に審査をいたしまして、その人の経歴やらいままでの実績やらを見て、適当であるかどうか、学閥偏重
それから、現在の公務員制度の中には、採用、昇進など、いまだに学閥云々の風評がある、改革が望まれているがどうなっておる、こういうお話でございますが、政府職員の採用、昇任につきましては、公開平等の競争試験制度及び成績主義の原則があるわけでありまして、これに基づいて公正に行われておると、こういうふうに見ておりまするけれども、今後とも政府におきましては学閥偏重といった批判を受けないように人事管理の運営に当たってまいりたい
先生もこれは実際のお仕事の御経験もおありですので御承知だと思うんですが、要するに世間で危惧されます、たとえばえこひいきといいますか、学閥偏重といいますか、そういうようなことは、実際のやっぱり職場に参りますとこれはほとんど問題にはなりません。
これは一つの国家公務員、まあ人事官ですから、三名しかいないから、最高なんですけれども、少なくとも霞が関から学閥偏重とか集中審議で言われたようなことを率先してひとつ解消してもらいたいと、そう思うわけですが、総理大臣の見解をお聞きいたします。 〔委員長退席、理事中山太郎君着席〕
そのほか、学閥の問題等につきましては、私は必ずしも学閥偏重であるとは考えませんけれども、むしろ逆に、実務からたたき上げてきたような人を、処遇を厚くしていくという、そういうことがこれは必要であるということを、公安委員長になりましてから私は痛切に考えておりますので、いま御指摘になった等の問題も含めまして、ひとつ前向きで検討していきたいと思います。
○鈴木強君 それからもう一つ、人事の移動について一番問題になるのは、学歴偏重とか、学閥偏重とか、いろいろあると思います。しかし、私は、その人がかりに小学校、昔の旧制小学校を出ておろうが、中学校を出ておろうが、あるいは高専を出ていようが、大学を出ていようが、やはり実力のある人は伸ばしてやる、そういうふうな考え方がありませんと、やはり人事管理上うまくないのじゃなかろうか、こう思うのです。
○国務大臣(水田三喜男君) これは職員組合も毎年要望してくる要望事項で、定期的に会見して、私どももこの問題について始終話し合っている問題でございますが、学閥偏重というような人事はやらないというような方針で、これは実際にはそのつど相当この問題は私どもも気をつけてやっていることでございますので、全体として特にそういうことを意識した人事行政というものはやっておりません。
○宮川政府委員 人事につきましては適材適所主義を原則といたしまして、学閥偏重はもとよりこれを厳に慎んでおる次第でございます。本省の局課長につきましては東大出が多いのが現状でございますが、課長補佐並びに第一線の税関、財務局、国税局等につきましては、東大出でない、いわゆる学閥でない人たちもどんどん起用いたしまして、できるだけそういう不満の起こらないように努力をいたしておる次第でございます。
○宮川政府委員 ただいまお答えいたしましたように、できるだけ適材を適所に置いて、また学閥以外の者を登用するという考えを基本にいたしておりますが、各省との比較におきましてどういう程度になっておりますか、調査したものがございませんが、今後とも御趣旨の線に沿いまして、学閥偏重人事をできるだけいたさないように努力いたしたいと考えます。
私は国鉄じゃありませんから内部はよくわかりませんが、聞くところによるというと、いわゆる学閥偏重人事といいますか、そういうものが非常に強いようですね。従って、東大かどっか出なければ、こんりんざい、局長にも課長にもなれない。私立大学を出た者で局長になるというようなことは、これは全くまれである。こういうことで、学閥につながっているところの親分子分の和というものは、非常に強い。