1963-06-24 第43回国会 衆議院 文教委員会 第26号
茅東大学長を中心とした学長グループの意思等もあらわれ、政府部内にもいろいろと慎重論が出て、あの施政演説にも、池田総理みずからが自主的な大学運営を阻害しないというような発言も出てきているわけなんです。また国立大学の学長協議会においても、自主的な大学運営をはかりたい、大学運営協議会のごときものをもうけて、それによってこの大学の自主的な責任体制を明らかにしたいという意思表示までされているわけです。
茅東大学長を中心とした学長グループの意思等もあらわれ、政府部内にもいろいろと慎重論が出て、あの施政演説にも、池田総理みずからが自主的な大学運営を阻害しないというような発言も出てきているわけなんです。また国立大学の学長協議会においても、自主的な大学運営をはかりたい、大学運営協議会のごときものをもうけて、それによってこの大学の自主的な責任体制を明らかにしたいという意思表示までされているわけです。
第一の点は、すでに本年九月、勤評問題激突に際して、国民の不安を代表して学長グループがあっせんに立ち上り、勤評を白紙に戻すならば審議会に一切をおまかせするという日教組の新しい態度を決定したにもかかわらず、文部大臣は、学長グループのあっせんを不当かつ不必要なものとして一蹴して、一顧だにすることなく、大多数国民の期待を完全に裏切ったことであります。この態度を改める意思がないか、あるか、お尋ねいたします。
(拍手) 学長グループのあっせんのことにお触れになったわけでございますが、あの学長グループのあっせんは、九月十五日のいわゆる勤評ストを控えて、これを回避するために何か道はないかということを心配せられて、学長グループと称せられる諸君が奔走せられたのでありまして、私は、その御努力に対しましては、もちろん敬意を払うものでございます。
それで、結局こうやって話をしておる間にも相当時間がたったわけですが、一日学長グループを呼んで聞くということについて工合が悪いという点を中野さんの方で率直に言ってないのだが、そんたくすると、今やっておるのに先ほど秋山さんが言うように、水をさすことになるのじゃないかというのが一番の主張点じゃないかと思うのですが、だから水をさすということになるかならぬかやってみなければわからぬと思う。
私、自由民主党といたしましては、この問題については勤評問題を土台とした文教各般の問題についてこの時期、この段階に学長グループを中心とした人々を参考人として事情を聴取するということは、その必要がないという考え方を持っておったのでございますが、社会党の方で強く御要望がありますので、じんぜんその談合相談の時間が延長されたわけでございますが、先般でございますが、当委員会においてこの問題について委員会の席上秋山委員
社会党側としては、この前から再三再四お話を申し上げておるように、勤評問題はこれで終了したというわけではないし、きょうも御承知のように第二波と言われるようなことも行われているような段階であるので、やはり勤評については相当世論もまた国会の論議等に相当多く期待を寄せておる面もあるわけであるので、この際やはり第三者の意見を聞く、特にあっせんに力があり、努力をなさり、また世論についても相当影響を及ぼした学長グループ
最初から今、秋山委員からお話のあったように、実施する立場のものをやったので、ほんとうなら実施されるものを聞かなければできないけれども、ちょうど九月の十五日のあの闘争から第三者的な立場に立って学長グループやあるいは読売調査団も一つの案を出し、また働きもかけたので、こういうような問題も通して一体勤評問題についてどういう考え方をしていくべきであるか、そういう点について文教委員会としても検討すべき必要があるので
○中野文門君 まとまるということ、結局これは私聞いてみなければわからぬのですが、ただもう一つ、これは私、理事会でも整理して考えなくてはならぬのは、いわゆる最初学長グループの人々を、ということが最初の話で、それから読売の調査団が出て来、それからさらにいろいろと話の形が相当変ってきておる節もあろうと思うので、そういう点も一つさらにこの理事会でもはっきりと整理をして、そうしてたとえば、文教行政一般に対する
と申しますのは、三月あるいは四月ころ、当委員会でどういう話があったかはしばらく別といたしまして、最近九月十五日の例の事件以後の理事会におきまして、あの当委員会においてのいわゆる九月十五日直前の機会に学長グループと称する有力な方々が何人か、どういうように集まって、どういう協議の上であっせんと申しますか、乗り出されたかは私はつまびらかにはいたしておりませんが、あの九月十五日直前に学長グループの人たちが勤評問題
私は今の中で限界をつけて、さしあたって今の学長グループに限っても、それはけっこうだと思うのですよ。だから、私は……。
ただいま理事会で問題にされておりますのは、社会党の理事の方から、いわゆる九・一五事件と申しますかの直前に行われた大学学長グループの人たちを参考人として呼ぶか呼ばぬかという問題に限定をされておるので、本年三月時分から勤評問題に対して参考人云々という、そう広々とした広げた議論は、ただいまの段階ではされておらないんです。ただ、今もここで読売調査団という話題がまた出てきました。
○委員長(竹中勝男君) いやいや、これはこの間の相談のときに学長グループ及び読売調査団として出したわけです。ところが、その言葉がつい学長グループと、これがもう学長グループに変ってしまったのですけれども、しかし、この前の議案としては、あっせんを行なった学長グループ及び読売調査団と、これは私が自分で言ったのですから覚えております。記録にも出ております。
政府は、さきには、勤評問題解決のため良識ある学長グループのあっせんを拒否し、昨日は、この壇上でわが党の淺沼書記長の真情を吐露した忠告に対しても、頑迷にも、勤務評定強行の態度を岸総理の口を通じて宣言をしましたが、私は、あえて、再度忍耐を持って、一、二の点について質問いたしてみたいと思います。
(拍手) ここで一言申し上げておきたいのは、この勤務評定問題には、学長グループがあっせんに乗り出して努力されました。しかるに、文部大臣は、何の資格があって会いに来たかわからないと言っている。また、岸総理大臣も、昨日の新聞記者会見において、学長という良識ある人々が、どうしてあっせんとか審議会と言うのか、意図がわからないと言っておりますが、まことに独善的な態度といわなければなりません。
○国務大臣(灘尾弘吉君) お尋ねのいわゆる学長グループの方々と私が会見いたしましたてんまつについてお答えいたしたいと思います。速記をとったわけでもございませんので、どういう言葉を使ったということになりますと、正確な点は……その要旨についてお答え申し上げたいと思います。
○中野文門君 ただいまの御説明で、学長グループのあっせんのいきさつについてはよく了解が私はできたのでございますが、ただいまもお言葉にありましたように、何かあの学長グループの出現に当りまして、文部大臣が非常に無礼な扱いをしたというがごとく言われておったことはまことに私遺憾であろうと思いますが、遺憾に思います。
先ほども当文教委員会の理事会で、社会党の方から適当な時期の文教委員会に、例の九月十五日事件のあっせんに出られた学長グループの召喚と申しますか、出頭を求める話が出たのでございます。
それとともに、週刊朝日の九月二十八日号に、学長グループのあつせん者の一人下中弥三郎氏は、こういう感想を漏らしている。「敗軍の将兵を語らずという言葉があるが、私は間違つていたとは思わない。私らの出した三つの線はやはり正しいものと思う。教組側も最後には折れて、勤評実施の基本線をのんだ。
去る九月十三、及び十四日二回にわたりまして、いわゆる学長グループの方々とお目にかかりまして、いろいろお話を伺つたのであります。私のところにおいでになりましたのは、下中弥三郎さん、上代たのさん、それから蝋山政道さん、このお三方が十二日においでになつたのであります。
次に、最近この勤務評定問題に関しまして、いわゆる学長グループのあつせんに対して、文部大臣が非常にすげなく拒否したというような、いろいろなことが世上非常に話題に乗つているのでございまして、どうも私それらの点につきまして、天下の大新聞、大雑誌その他が非常にそれを云々しているので……。 〔発言する者あり〕