1984-02-23 第101回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
例えば信州大学経済学部方式などというものを最近私も報道いたしましたし、我々ジャーナリズムで注目しているわけですが、いろいろと現在のものをそう大きく変えなくても、これの利用方法を変えていくことによってかなり改善ができるのではないかと思います。
例えば信州大学経済学部方式などというものを最近私も報道いたしましたし、我々ジャーナリズムで注目しているわけですが、いろいろと現在のものをそう大きく変えなくても、これの利用方法を変えていくことによってかなり改善ができるのではないかと思います。
したがって、私はやはりこの問題については既存の学部とどういう関係になって、将来はこれがこういう学部方式のものがずっと広がっていくのかどうか、そこらあたりもやっぱり明確に示してもらわなければなかなか困ると思うんです、この問題は。そういうものは現在おありなのかないのか、あるいは今後検討の課題になるのかどうか、そこだけちょっとお聞かせ願いたい。
いままでのような学部方式以外は認めないというあり方じゃ私は適当でない。国民がこれだけ大学の改革に期待を寄せているわけでございますので、そこは弾力化して改革しようと思えばできるような道を開く、これも大切なことじゃないかと、こう考えているわけでございまして、そういう意味でそんなに強い反対をいただくとは予想していなかった。
国立大学すべてが学部方式でなければならないことはない。やはり筑波大学が希望されるならば、学部の壁をはずす、そのこともまた特色のある運営ができるんじゃないだろうか、あまり画一的に考える必要はないじゃないだろうかという気持ちが私たちには非常に強いわけでございます。
それにつきまして、どのような組織をつくり運営をはかっていくか、そういうものにつきましては若干学部方式と違いますので、いままでの学部方式の上に立った大学と違ったくふうをしなければならない。それを筑波大学についてだけ、この法律に書かしていただいたということでございます。