1949-05-28 第5回国会 衆議院 農林委員会 第34号 これを國際物價に引寄せるという観念から申しますと、小麦の値段を相当上げなければならぬ、しかし小麦の値段を今ただちに上げるということは、学賃あるいは一般物價に影響するから、農民の犠牲において安くされておる。しかして六千五百円の小麦については、農民が事業所得その他によつて負担された税をもつて補給金を出して補つておる。農民は二重に苦しい立場にある。 池田勇人